羽生善治の定跡の教科書

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309275116

感想・レビュー・書評

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  • プロ・アマ問わずよく指されている戦法10種類の定跡書
    振り仮名、図が多くて子どもにも読みやすそう。
    定跡を初めて学ぶ級位者にお勧め。
    それぞれの定跡の基本的なことから、狙い、囲い方が解説されている。
    具体的な仕掛けまでは解説していない。あくまで定跡入門書の位置付け


    第1章 各戦法の特徴
    第2章 各戦法の定跡・居飛車編
     ①相矢倉
     ②角換わり腰掛け銀
     ③相がかり
     ④横歩取り
    第3章 各戦法の定跡・振り飛車編
     ⑤先手向かい飛車 対 後手舟囲い 
     ⑥先手居飛車▲5七銀左急戦 対 後手三間飛車
     ⑦先手左美濃 対 後手四間飛車
     ⑧先手居飛車 対 後手ごきげん中飛車
     ⑨先手藤井システム 対 後手居飛車穴熊
     ⑩先手向かい飛車 対 後手三間飛車

  • 知らない定跡は何回か指してみないと頭に入ってこなかったが、実際に指すときに一手一手の理由がわかるので、何回もこの本を振り返るとよいように思った。ただ同じ手順にはなりにくいだろうから、実戦で振り返るということは難しいのかもしれないです。

  • 初めて買った将棋の本。
    さらっと読んでみて、自分に合った戦法を決めるのに役立ったことに加え、序盤、相手が何をしたいのかがわかるようになったのが大きかった。
    序盤、訳も分からず敗勢になることはなくなり、将棋ウォーズ1級までは、これと詰将棋の勉強で行けました。

    わかりやすくて、時々読み返してます。

  • 定石の駒組と違う手筋で指したときの展望が丁寧に書かれていて大変参考になった。

  • 【目次】
    第1章 各戦法の特徴
    第2章 各戦法の定跡・居飛車編
     相矢倉戦の定跡
     角換わり腰掛け銀戦の定跡
     相がかかり戦の定跡
     横歩取り戦の定跡
    第2章 各戦法の定跡・振り飛車編
     向い飛車戦の定跡
     三間飛車戦の定跡
     四間飛車戦の定跡
     ごきげん中飛車戦の定跡
     藤井システム戦の定跡
     相振り飛車戦の定跡

  • 本書は、アマチュアの方はこれだけマスターしていただければ十分と思われる10の戦法を解説しています。一手一手の意味を理解し得意な戦法を身に付けて、将棋をもっと楽しんでください。

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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