ハリス・バーディックの謎

著者 : クリス・ヴァンオールズバーグ 村上春樹

• 河出書房新社 (2015年7月22日発売)

感想・レビュー・書評

[ありママさんの感想 · 2023年7月6日]

『名前のないひと』が難しい印象でしたが、前情報なしで読んだのでこれはもっと不可解でした。
一つ一つにつながりはなく、物語の一部を集めた作品集ということがわかり改めて読むと、添えられたタイトルと場面説明がぴったり絵を言い表していることがわかります。
物語があっての絵なんだと思いますが、絵のインパクトが強くて「IPPONグランプリ」の写真を見て一言に思えてしかたありません。
不気味さが漂う絵にミステリアスなストーリーが思い浮かびそうです。

[とっこさんの感想 · 2023年11月6日]

ヨシタケシンスケさんが好きな本にあげていた。

「はじめに」も内容も想像させる絵本。
何歳向けなんだろう。

[koishi-2018-bunさんの感想 · 2023年10月5日]

詳細は、あとりえ「パ･そ･ぼ」の本棚とノートをご覧ください。
→ http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1960.html

クリス・ヴァン オールズバーグ　？　ジュマンジの作者です。
あの絵本、前に読んでいてかなりお気に入りです。（映画も！）
というわけで、この絵本も手に取りました。

[keiboさんの感想 · 2023年8月21日]

謎です。色々気になってしまいます

[Motahiroさんの感想 · 2023年8月13日]

想像力が試される絵本。謎の人物ハリス・バーディック氏が残した14枚の絵、1枚1枚を短く添えられた言葉とミステリアスな絵を手がかりに、そこから始まる物語を自分でイメージしていく。文は村上春樹氏の訳。何が始まるのだろう?何が隠れていて、どうなるのか?どこへ行くのか?　

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年6月26日]

別冊太陽『こわい絵本』選書　　
「絨毯に下に」「七月の奇妙な日」、「招かれなかった客」…題名と説明文（村上春樹訳）がついたハリス・バーディック氏が残した14枚の絵が語りかける。

著者　クリス・ヴァン・オールズバーグ　について
1949年、アメリカ・ミシガン州生まれ。ミシガン大学、ロードアイランドデザイン学校で彫刻を学ぶ。彫刻と絵画は、ホイットニー美術館や近代美術館に展示されている。『急行「北極号」』で1986年度コルデコット賞受賞。ほかに『ジュマンジ』(ほるぷ出版)など多数。

[hibiehonさんの感想 · 2022年9月4日]

年代記の方を先に読んでいたので、これを読んで「そういうことだったのか！」と納得。謎の人物ハリス・バーディックが残した14枚の絵とそこに添えられたセンテンス。そのセンテンスを読んだ途端ぶわっと広がる想像。ほんの短い一文に集約された物語。絵と一文。これだけだからいいのかもしれない。

[青空さんの感想 · 2020年3月4日]

小さい子供と一緒に話の続きを考えたりしたら
面白そう 小さい子だと少し絵が怖いかな

高学年になって自分で話を作ってみたりしても
想像が膨らむ絵本

[ayaponさんの感想 · 2019年1月23日]

ばらばらな絵にお話をつけたふしぎな絵本。翻訳は村上春樹。2019.1.20

読んだことを忘れてたようでまた借りていた。2022.6

[akiuwaさんの感想 · 2018年1月17日]

「子どもを本好きにする10の秘訣」>「芸術・感性」で紹介された本。

ハリス・バーディックという謎の人物の残した、ばらばらの14枚の絵もとはがどのような物語だったのか、見る人によって多彩な解釈が可能なミステリアスな雰囲気をもった絵本だが、この絵本に触発された、有名作家たちによる短編集も出版されているらしい。