本や紅茶や薔薇の花

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 77
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309277240

感想・レビュー・書評

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  • 陸奥A子さんによる、モノローグ集。描き下ろしイラストは控えめで、本文もシンプル。きっと余白を活かして、行間やフォントにもこだわった感はあるのだけど、好みは分かれるだろうな。かつての陸奥さんは、細かく描き込むイメージがあったので、どうしてもあの感じを期待してしまうところはあったから。
    雰囲気的には「YOUNG YOU」「YOU」時代の大人A子っぽい。肩すかし感はありつつも、たまにものッすごく好きなモノローグに当たったり、「これ、あの作品の元ネタでは!?」と嬉しい発見もあったりで、評価は★4つ。紙の厚さとか、カバー剥がすと濃いめのピンク一色というシンプル可愛さもまた好み。そして何より、タイトルが好き。何だかんだ思いつつも、何度も読み返している。

  • 乙女の心を思い出させてくれる漫画をたくさん世にだしてくれた漫画家、陸奥A子さんのイラストモノローグ集。
    リアルな生活がかいま見えても、やっぱりキュンとする乙女具合がすてき✨

  • A子先生のモノローグイラスト集。
    待ちに待ったこの日♪
    まさに、まさにのA子ワールドにどっぷり浸ることができた。
    A子先生のお人柄そのもののような文章に添えられたイラストがなんて素敵。
    大事な大事な宝物の1冊がまた増えた。


    ※ちょっと残念なのが、ページにノンブルがないこと。後ろの初出を見て遡って読み直そうと思ってあれれ?となっちゃった。読みたい1編にさくっとたどり着けないのが惜しい。

  • 大好きだった陸奥A子さんの
    イラストエッセイ?
    詩集?

    懐かしい絵をもっと見られるかな?
    と期待していただけに
    ちょっと期待はずれ…。
    でもあったけれど、
    陸奥A子の世界観は、そのままに
    楽しめた。

  • いつまでも 恋する乙女の心を忘れない陸奥A子の
    初モノローグ集

    小春日和の空の下や
    キラキラ煌めく冬の星空の下
    心 ときめきながら読みたい✨

  • 陸奥A子さんをリアルタイムで読んでいた世代より
    一つあとの世代なのだけれど
    イラストレーターの杉浦さやかさんが絶賛していたので、
    いろいろ読んで見てそのかわいさにファンになった。
    今回はモノローグ集ということで楽しみにしていた
    が、やっぱりにわかファンではモノローグ集は
    物足りなくて・・・。まずイラストが後期のものより
    初期のリボン掲載時のものが好きなので、
    今回は描きおろしイラストのため最近の絵で残念。
    内容がロマンチックすぎて、母となってしまった
    自分には共感できないところが多くあった。
    やっぱり正統派ファンのための作品集だなぁと実感。
    ネット購入でなく実際に手に取って選ぶことが正解。

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著者プロフィール

1954年生まれ。18歳で『りぼん』で漫画家デビュー。代表作「たそがれ時にみつけたの」でまたたく間に人気を得、1980年代にかけて『りぼん』の看板作家として活躍。おとめチックという新ジャンルを牽引。

「2016年 『本や紅茶や薔薇の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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