ぼくたちが越してきた日からそいつはそこにいた

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 113
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309277530

感想・レビュー・書評

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  • 不思議な犬が登場する話。けむくじゃらで大きい犬、カラーで描いてある。弟のオグドンがその犬に色々と試みるのだが〜なんとも言えない、エドワード・ゴーリーにしては珍しい絵である。

  • エドワード・ゴーリーにしては愛らしい絵本だと思ったら、エドワード・ゴーリーはイラストだけで、本文は別の人だった。

  • ただ単に

    前の飼い主に捨てられた犬が

    新しく飼い主を見つける話なのか


    でも それだけとは思えない

    妙なテンポと含みがあって

    犬は この土地についてる何か

    のようにも思えますし


    神様や 幸せみたいに

    もっと寓話として

    読み込むことも出来る


    本当に 不思議な絵本でした

  • 読み始めはホラーかと思いました。絵がなければ、そこに居るのは何なのか、もう少し読み進めるまでわからなかったかも(^_^;)
    物語と挿絵が、よく合っています。他者を思いやる姿勢が感じられ、考えさせられる絵本でした。
    高学年くらいから。

  • なかなか深い

  • 庭ですわりこんでいる一匹の犬の興味を引くため、兄弟があれこれ模索するおはなし。
    エドワード・ゴーリーと、オペラ芸術監督のローダ・レヴィーンのコラボ二作品のうちのひとつ。「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」の講演会時に、柴田さんが即興で訳してくださった作品、書籍化とても楽しみにしていました。弟オグドンの熱意がすごい。そして、兄のアイデアを聞き意気揚々と試した結果について、講演会時にも参加者一同笑ったのを思い出した。隣人とそんなに似ていたのかな?(笑)兄の説得に感動、希望あるラストで癒された。応援してる!

著者プロフィール

舞台美術やオペラの演出などで活躍。ゴーリーとは本書を含め2冊のコラボレーション絵本がある。

「2016年 『ぼくたちが越してきた日からそいつはそこにいた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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