マイルス・デイヴィスが語ったすべてのこと——マイルス・スピークス

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 34
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309277707

感想・レビュー・書評

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  • この本は私が抱いてきたMiles Davisに対する見方を大きく変えた。そしてMiles Davisを人間として理解でき私の中で今までより近い存在になった。ずっとBGMにMilesを流しながら読んでいた。

  • 僕がマイルスを最初に聴いたのは1973年新宿厚生年金で、最後は、1988年の昭和女子大の人見記念講堂だった。マイルスは好きで来日するたびにかなり行った。この本ではそんなマイルスの肉声が聞こえてくるように小川さんが書いてくれて興味深く読んだが、マイルスは思っていたイメージとはかなり違っていて、気配りのある優しい人だったように思える。

  • マイルスの自伝より内容は薄いが、より真実のマイルス

  • 感無量、の一言につきる。よくぞ書いてくださいました、と著者に心から感謝したい。

  • めちゃくちゃ面白かった。
    今まで読んだどの本よりもマイルス。
    卵の殻の上を歩くようなインタビュー。
    死刑台のインタビュー。
    レコードのターンテーブルに、
    レーザーディスクを乗せる帝王。
    大雨の中、傘を持って来てくれる帝王。
    人間マイルスも含めて、
    めちゃくちゃ好きになりました。
    各年代のマイルスの曲をプレイリストにして、
    それをシャッフルして聴きながら、
    読むことをお勧めします。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ
自称“世界一のブルーノート・コレクター”
ジャズ・ジャーナリズムにデビュー
ニューヨーク通
著書『激白ジャズ・トーキン』(スイングジャーナル社)

「1994年 『ブルーノート再入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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