3年でプロになれる脚本術

著者 :
  • 河出書房新社
3.38
  • (8)
  • (11)
  • (18)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 222
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309277844

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映画はそこそこ見ている。でもそのそこそこの時間を自分はなんて無駄に過ごしてしまったんだろうという事に気づかされる本。もっと違う見方があったろうに、そして、そういう見方をすることが自分には必要であったと思う。

  • 高円寺の文禄堂で、この本に出会ってしまいました。
    脚本家になろうというつもりは、さらさらなく、
    年末を迎え、これまでの人生における脚本作りが、
    この体たらくを招いていることを猛省し、
    自己啓発書的に、この本を読み、年始から再出発を図ろうと思い立ちました。
    内容は、3年で脚本家になるためには、どうすればよいか、がかなり具体的に書かれています。
    たとえば、アウトプットのためには、インプットが必要ということで見るべき名作映画のタイトルが100個書かれています。
    その見方は、
    最初は、観客として映画を見る
    次に、どのようなストーリーか簡潔にカードに書く
    次に、どのような点が面白かったかカードに書く
    映画を分析することにより、
    ただ面白かったではなく、なぜ面白かったか、その要素がわかってくる
    そして、自分の作品にも、その要素を取り入れることができるようになる
    そして面白いものが書けるようになる
    という流れ。
    ストーリーが直線だとしたら、それに枝葉を付けるように、面白くなる要素をつけていくイメージです。
    なぜ、それがすきなのか、
    なぜ、それをやりたいのか、
    なぜ、それを買いたいのか、
    私は、感覚的な人間で、あまり考えずに
    なんとなく…で物事を進めてしまうことが多かったのですが、来年は、分析と理屈で、シナリオを練り直そうと思います。
    自己啓発書的に読むと、面白いですよ。

  •  映画の分析方法をアップデートしたくて手に取りました。もう絶版になっていたので古本屋でしか扱いがありません。ほしい人は今のうちに買っておいたほうがよいですよ。

    名作映画100本リストをかたっぱしからツタヤの予約リストに登録。在庫のない作品もある。

     大昔に見たことがある作品、まだ見たことがない作品も結構ありました。ここ一年くらいがんばって映画みてきたつもりなんだけど、まだまだなんだな、と思いました。
    男性と女性では好む映画の傾向がちがうこともあるでしょう。これから楽しみに拝見、勉強させてもらおうと思います(にっこり)。

  • 脚本の書き方、コツ 構造ではない
    如何にしてテンプレートを作るか
    そして自分のオリジナリティを加える
    セリフ、プロと素人の差(時間経過、映像化)の意識
    普段意識すること
    これを続けたらより良い作品が3年後には作れるんじゃね?

  • 途中から自分に脚本書くの向いてないなと思い飛ばし読み。
    インプットのための映画観賞も人間観察も興味持てなかったので自分には無理だ。

    「ボール触るの嫌だけどサッカー選手になりたい」の例えは秀逸。他に興味が持てることを探した方がいい。

  • 有用な情報は映画名作100本くらいなものである。
    他の脚本についての本を既に読んでいるなら読む必要はないし、まだ脚本についての本を読んだことがないならSave The Catの法則などを読んだ方がいい。

  • できるひとにとっては「だってそういうものだから」で済ませてしまいたくなる、初心者の「なぜ?」を丁寧に説明し、解決法を提示してくれるやさしい本。

    脳内を「畑」作物を「脚本」に置きかえて説明しています。良い作物ができない理由を「作物を育てるテクニック」に探しがちだけれど、畑の栄養は足りているのか?3年あれば、豊かな土壌ができるはず。そのためには、名作映画を沢山みて、ストーリーを分析し把握しよう、などなど。「ストーリーはデジタル、人間はアナログ」という考えが胸に刺さりました。

  • 使えそうなのは数カ所だけだが得てしてそういう物

  • 脚本を書くための本一冊目。映画を見てメモる。

  • よい

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年兵庫県出身。1992年に第5回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。『梅ちゃん先生』『お迎えデス。』等多数のヒットドラマの脚本を担当。今夏、監督2作目の映画「世界は今日から君のもの」が公開。

「2017年 『ビンボーの女王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

尾崎将也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×