きえもの日記

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 190
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309285115

感想・レビュー・書評

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  • 高山さんはいつでも高山さんだなぁとなんだかしみじみした。
    仕事への思い、好きなものを好きだと思う気持ち、友人や家族との関係。不器用で生々しく正直な人。

  • いつも高山さんの新刊は必ずすぐに購入してるんだけど
    今回はドラマの中の食事(きえもの)の仕事に
    参加した時の日記ということで購入をずっと
    検討してから慎重に購入した。

    結果は購入して正解。
    今回きえものを担当したドラマの原作本も持っていた
    ので、きえもの日記を読みながら、原作本の
    どの料理なのかを並行して読みながら、
    更にドラマもどのシーンかなって見ながら
    じっくりと堪能してしまった。

    原作本だけを読んだ時は、まぁいろいろ詰め込んだ
    あたりさわりのない物語かなってほかの人の
    レビューのように感動しなかったんだけど
    高山さんの料理への思い入れを読んでから
    ドラマを見て、原作本を読むと、最初に読んだ時以上に
    言葉の一つ一つに心に染みる感動が詰め込まれていた。

    木皿さんはやっぱり小説よりも脚本家としての
    才能がすごいんだなってすごく実感した。
    そして高山さんの表現力、目の前の出来事を
    自分の作業と並行しながらとても的確に表して
    いて、現場の様子が目に見えるようだった。
    すごく大変そうだったけれど、高山さんが参加
    したからこそ、ドラマは料理がとても印象に
    残るものになっていると思った。
    食べることは、生きること。まさにって感じ。

    昨日のカレー、明日のパンのファンの人なら
    絶対に買いな日記だと思う。

  • こんなにモリモリ働く高山さん、見たことない!
    この日記読んでる時は、私もがんばるぞっていう気持ちに。
    やりたいこと全部、全力でそれに沈んでやる勇気をもらえるし、いつものお仕事にも自分の身体や心と話しながらちゃんとされててすごいなぁと思った。
    全部やりたいことなんだな。

  • ドラマ撮影現場でのリアルな描写が楽しい。

  • おいしそう!!
    普通の料理なのに作ってみたくなる。
    カボチャ入りポテトサラダ。
    豆ごはんには玉ねぎ入りショウガ焼き。

  • 大好きなドラマの裏側でもある。

  • 高山さんが料理を担当したドラマ「昨夜のカレー明日のパン」のmakingノート(料理担当バージョン)
    高山さん初体験ということで、けっこうヘロヘロになりながら頑張っていたようです。
    ドラマ見てなかったけど(笑)

  • 2016/05/25読了

    日々ごはんファンは是非
    2017/04/2 再読
    2018/06/30 再読

  • 映像を取るときの「きえもの」に、ホンモノの料理を作って出そうとするスタッフが、どんなことを思い、何が起きるのかが追体験するように読みました。
    仲良しで「ドンマイ」というわけにはいかない一瞬が積み重なった映像づくりの、厳しさと高まりが感じられます。

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著者プロフィール

1958 年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。著書は、経験や体験に裏打ちされた料理書や料理エッセイのみならず紀行記や日記、絵本など多数。

「2023年 『帰ってきた日々ごはん13』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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