青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)

  • 493人登録
  • 3.85評価
    • (63)
    • (61)
    • (81)
    • (5)
    • (1)
  • 73レビュー
著者 : 芦原すなお
  • 河出書房新社 (1992年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309403526

青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 学生時代楽器に夢中になっていた人なら
    恥ずかしくも甘酸っぱい思い出が蘇って、
    おもわず、駈け出してしまいそうになる、
    そんな作品。

    特に盛り上がるわけでもなく、淡々と日常が描かれていて
    それがまたいい味だしてるんだな、これが。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    1965年の春休み、ラジオから流れるベンチャーズのギターがぼくを変えた。“やーっぱりロックでなけらいかん”―。四国の田舎町の高校生たちがくりひろげる抱腹絶倒、元気印の、ロックと友情と恋の物語。青春バンド小説決定版。直木賞、文芸賞受賞作。

    やはりロック黎明期の青春譚は燃えます。出たころは確か20歳くらいだったのでこの題名のダサさに手に取る気も起きませんでした。確かニュースで受賞が流れたんですが、最初のイメージが「ダサ!」って感じでしたから。それから20年程が経ち大人になった僕が読んだ感想としては胸が熱くなって、愛おしくなりました。50年以上前の話しになってしまいましたが、ロックに憧れて育った世代としては目に浮かぶようであっという間の時間で有りました。

  • バンド活動に明け暮れる高校生たちの物語。
    高校生バンドの小説を何冊か読んだが、その中でも成長の過程が少なく、ちょっと残念。
    ステップを踏まずに急激に上手くなったように見えてしまって、実際はもっと苦労するんだろうなぁと思った。もう少し努力の過程が欲しかった。
    多くの人との関わりがたくさん描かれていた。
    それだけ支えられて活動していたのだろう。
    何かに没頭して青春時代を駆け抜けるとやっぱり心に穴が空いたようになってしまうのだろう。
    今からでも間に合うかな?青春したいなぁ。

  • 古き良き青春だね~、という小説で心地よい内容です。ロック少年の物語で、昔読んだ「階段途中のビッグ・ノイズ」を思い出した。どちらも青春ロック小説ですが、個人的には「階段途中~」の方が面白かったかな。それでもこの小説も非常に読みやすく一気に読んで読後感も爽快でした。普段ミステリ小説が多いからたまにはこんなのもいいかな。

  • 高校生の頃に読めて良かった。
    読み返しては、なんとなくくすぐったい、青い気持ちになれます。
    その後、観音寺出身のバンドにはまるとは思いもよりませんでした。個人的な話ですが。

  • エロチックマガジン三昧の少年がギターやりだすってのがまさに青春だと思う。万能兵器の富士男を仲間に入れたのがキモ。
    大林宣彦の「これを映画化するなら、ヒロインを設定して大阪弁に変えられる」という解説が切なかった。

  • 青春デンデケデケデケ/芦原すなお 登場人物の讃岐弁の会話がとてもテンポが良くて読んでいて気持ちいい。冒頭の30ページくらいで引きこまれてしまった。登場人物がみんな魅力的で最高だった。嫌な人間が一人も出てこない奇跡の(ちょっといい過ぎか)1冊。

  • 久しぶりに殺人事件が出てこない話で、面白い本を読んだ。文体がなじみやすく、とても魅力的。笑顔になってしまうようなチャーミングさがある。
    筋書き上、音楽が非常に重要なのだけど、「その音楽を知らないとこの小説は読めませんよフン」みたいな上から目線感がないし、音楽に寄り添いすぎて映画か朗読劇みたいな感じにもなっていない。音を上手く(下手に?)カタカナで表現しているので、文章としてちゃんと味わうことができるような気がする。
    深読みする方だと多分もっと色々「青春の切なさが〜〜」とか言えるんだと思うけど、私は普通に可愛くてコミカルでおかしい小説として読みました。おすすめ。

  • 青春小説にありがちな、学園のマドンナみたいなのが出てこないのがとても好ましかった。

  • 何度目かの再読。1965年の夏休み、香川の田舎の高校生がある日、ロックに目覚める。楽器を手に入れるためのバイト、淡い恋、そして見せ場の文化祭でのライブ!!何度読んでも読み飽きない。こういう青春が欲しかったのかな。この小説の好きなところは、最高潮に盛り上がった文化祭で話が終わるのではなく、その後の進路など、ちょっとさみしくなるけど現実なこともきちんと書かれているところ。主人公の最後の台詞が泣かせる。

全73件中 1 - 10件を表示

芦原すなおの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
奥田 英朗
綿矢 りさ
宮部 みゆき
瀬尾 まいこ
有効な右矢印 無効な右矢印

青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)に関連するまとめ

青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)はこんな本です

青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする