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魚たちの離宮 についての感想・レビュー・書評


魚たちの離宮 (河出文庫)
592人が登録 ★3.57

著者: 長野まゆみ 
本 / 河出書房新社 / 150ページ / 1993年07月発売
ISBN/EAN: 9784309403793
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評価平均: 3.57
登録数: 592
レビュー数: 56
価格: ¥ 399 (参考価格:¥ 399)

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この作品からのみんなの引用

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みんなの感想・レビュー・書評

ナギノさんのレビュー 読み終わった

登場人物たちの心情や結末が曖昧なまま終わる話。むしろ曖昧さを楽しむ本か。風景描写の美しさは素晴らしい。

mimmさんのレビュー 5 読み終わった

大好きな一冊です。あまりにも好きすぎて、ハードカバー版と文庫版の他に、もう一冊持ち歩き用を買おうかと思ってしまうくらい。

まやさんのレビュー 読み終わった

ネタバレ 2010/01/13

mochiさんのレビュー 読み終わった

庭の静謐で湿った描写が良かった。
雨や木々のこすれる音がこちらまで聞こえてくるような。田舎の祖母の家もこんな感じだったなぁ…。


ひとつひとつ噛締めたくなる、この時の文体もやっぱり好き。

夏にもう一度読みたい。

a-chan9chaboさんのレビュー 3 読み終わった

綺麗だった。さーっと血の気が引いていくような恐怖を感じた。

oさんのレビュー 4 読み終わった

雨更紗を読んだ時の調子で、最初から、誰が正気で誰が狂ってるんだ?と疑いながら読んだ。
なんとも言えない後味。相変わらず。
ゆるやかに流れる時の中で常にすっと肝が冷える感じと胸がしめつけられる不安があったな。
夏宿の儚さとか鯉の艶めかしさとか。
切ないって言葉も追いつかない気がする。前々からわかっていたものをなくした感じ。

遊月さんのレビュー 4 読み終わった

市朗と夏宿、弥彦の並びも妖しくて美しくて好きですが。
…何よりもピアノの先生が怪しい(笑)。
夏の"暑さ"よりも、木陰に入った時や泉に手を浸した時の"ひんやり"する感覚を味わえる作品だと思います。

祈愛さんのレビュー 4

‥はぁ‥たまらん。

あおいさんのレビュー 3 読み終わった

少年達は、その盆を過ごす。

少年3人、というのは何かキーワードなのか…。
綺麗すぎて、ぼうっとする感じ。夏に読みたいですね。

「夏宿くん、きみの鯉は元気ですか」

ぺあさんのレビュー 3 読み終わった

話はそこまで好きじゃないが、作中の景色とかがすごく好み。この家に行きたい!

キルさんのレビュー 3 読み終わった

最後まで読まないと何がなんだか・・・・

妖艶で不思議
それで少し悲しい
「カンパネルラ」といいこういう話が増えてるけど登場人物が幸せになれない話苦手だ;

せいらさんのレビュー 5 読み終わった

市朗
夏宿(かおる)
弥彦

八月十三日、市朗は、夏のはじめに風邪をこじらせて以来病状のよくならない夏宿を見舞う。
夏宿の弟の弥彦は、兄は夏のはじめに亡くなったと言い張り、市朗を困惑させる。
市朗は二晩夏宿の家に泊まり、毎夜、幽霊が出るという噂の庭の池で、夏宿の姿を見かける。

歌川さんのレビュー 5

この人の書く少年は皆魅力的なのだけど、この話の少年たちも本当にたまらん。透明感。
ちょっと切ない静かな夏の話。

蒼砂さんのレビュー 5 読み終わった

再読。
美しく、それでいて切ない夏のお話。フライングしてしまったが、もう一度八月十二日から日付にそって読んでみたい。
「夜啼く鳥は夢を見た」とセットで読むのもおすすめです。

そーじゅさんのレビュー 4 読み終わった

静かで優しく、そして切ない一夏の怪談。

mimosaさんのレビュー 4 読み終わった

涼しい夏の夜、田舎のおばあちゃんの家で読みたい本。
雨に濡れた草や土の匂いがしてきます。
描写が細かく、絵としてイメージしやすいのにすごく幻想的。
市郎という少年が魅力的です。

千代子さんのレビュー 4 読み終わった

夏のひんやりとした涼しさを読む本。
綺麗。

真珠瑯さんのレビュー 5 読み終わった

長野氏の作品の中で一番好きです。病弱少年やら紺がすりの着物やら、好きな要素が多くて。
夏宿(かおる)に対する弥彦の言動が逆に切なく感じました。
(市朗、夏宿、弥彦…)

小骨さんのレビュー 5 読み終わった

再々…読。

かさぶたさんのレビュー 5 読み終わった

長野さんの作品の中で一番好き

はるひこさんのレビュー 3

あの夜、みんなが気付いたとき、
兄さんはもう死んだ鯉のように水面に浮いていた。

かなこさんのレビュー 5

一番最初に読んだ長野先生の本。
綺麗で物悲しいこの本はきっといつまでも好き。

ことりさんのレビュー 4

ちょっと怖い感じがするのはお盆=『屍鬼』の連想かなぁ。

木谷梨子★さんのレビュー 読み終わった

 涼情。

 夏のはじまりから床についた友達・夏宿のもとへ見舞いに訪れる。そこは盂蘭盆の四日間、幽霊が出ると噂される古いお屋敷だった。兄への思慕を抱く夏宿の弟・弥彦と、謎めいた言葉をかけてくるピアノ教師・諒。不思議な空気の流れる夏の日々……。

 長野まゆみ初期の傑作の一つだと思っています。必ずしも後味はよくなかった覚えがあるのだけれど、過去読み返し率は一番高かった。画数の多い漢字に彩られた独特の文体が、この作品の色調と自然に溶け合っていて、世界に耽りやすかった★ 井戸の底から湧き出してきたような言葉たち。しばらく足をつけて浸っていたいと思わせてくれる心地よさ。幽霊とか古いお屋敷とか言っても、日本文学のあの湿っぽさ、おどろおどろしさがなく、芯からひんやりとしていて、おでこをつけたくなる物語です。


全56レビュー中 1 - 25件を表示
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