テレヴィジョン・シティ 下 (河出文庫 な 7-18 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1996年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404806
感想・レビュー・書評
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幻想的だけれど不穏な結末がちらつく物語は、
下巻に入りとうとう具体的な崩壊が始まる。
イーイーは日毎に衰弱が激しくなり起き上がることも難しくなる。
精油を飲まずにいるアナナスは体は健康のままだが記憶の喪失や意味不明な言動が増えていく。
イーイーを挟んで微妙な三角関係にあったシルルが消え、ジロも精油のせいで少しずつおかしくなっていく。 -
暗号解く必要なし。
と言われてもはなから解けない…。
解いた人いたら教えて欲しいとずっと思ってるんだけど。 -
もう一回読みたいな〜
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初期最後の頃の作品。かなりの衝撃を受けました。
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無機質の魅力でいっぱい…好きになりすぎて気持ちのやり場に困った。
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取りあえず3回くらい繰り返して読まないときっとエンディングの意味は理解できないし、私は今でもエンディングだけは理解できない。いや、否定的な意味じゃなくて、このエンディングの雰囲気は凄く好きなんだけれど、「どうなたの?!」って疑問が残るのですよ。
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「ヴィオラ」が無くなり、段々と体が不自由になっていくイーイーを助ける為に、自分も意識が混濁しつつも「ビオラ」を求めるアナナス。ヴルディングは極寒の地となり、周りの生徒も姿を消した。アナナスの手紙は上巻に比べて短く、頻度も少なくなり、最期にはカリキュラムの為だけに書かれることに。
最後まで読んだんですけど・・・・良くわからなかったよ・・_| ̄|● ガクリ