ねむり姫―澁澤龍彦コレクション 河出文庫

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著者 : 澁澤龍彦
  • 河出書房新社 (1998年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309405346

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ねむり姫―澁澤龍彦コレクション 河出文庫の感想・レビュー・書評

  • 久しぶりに澁澤にハマってしまいそう。

  • 時代劇ものって読みやすかったっけみたいな本です。

    内容は落語の左甚五郎の、題が出てこない。話のようで

    すね。

  • 少し難しかった。漢字の勉強をした後また再び読みたい。

  • 平安や江戸が舞台の幻想夜話。
    他の作品も読んでみたいです。

  • 定家『明月記』に想を得た『ねむり姫』紡錘は螺旋好きならではのモティーフか。妖の異類婚姻譚『狐媚記』幽玄さの中に獣臭漂うエロティシズムにうっとり。『夢違え』精神分析的な夢奇譚はシュニッツラーを思わせる。『ぼろんじ』トーキー時代の股旅映画のようなとぼけた感。くるりと反転するカメラワークが快感。『きらら姫』江戸、鎌倉を舞台にした時空越え。江ノ島から湾を横断する地下道に興奮。どれも楽しく、何度読み返してもしみじみと味わい深い。ときどき入るイマドキ言葉もお茶目。
    そういえば、いばら姫も紡錘(糸車の)で指を刺して眠るのだった。
    紡錘りの舟から始まり、杓子の舟で終る短編集。

  • 幻想文学っていいなあ……という気分にはなったけども、"澁澤龍彦の"良さを感じるにはやや物足りない。他のものも読んでみようという気にさせられるといえばまあ、そう。
    面白さとは関係ないが、時代物なのに外来語が入るのはいつものこととはいえ突然のE.T.にはさすがに笑った。

  • 12/18 読了。
    再読。ほとんど忘れてたので読みながらオチを思い出すのが楽しかった。

  • 澁澤龍彦といえば、エッセイの数々で、古代ギリシャから中世、ルネッサンス、果ては現代文学から現代芸術全般に至るまで、まさしく博覧強記の衒学趣味。だが、ここには彼のもう一つの顔―すなわち、日本の古典をこれまた縦横無尽に駆使した、翻案幻想物語の語り手としての澁澤がいる。彼の語る物語はそのいずれもが、空間も時間も周囲からは隔絶し、ぽっかりと中空に浮かんでいるかのような独特の様式を持っている。ここに収録された6篇のいずれもが、そんなスタイルだ。澁澤の語る物語を読むのは、まさにしばし仙窟に遊ぶといった趣きなのである。

  • 【収録作品】
    ねむり姫/狐媚記/ぼろんじ/夢ちがえ/画美人/きらら姫

  • 随分昔に購入していた本です。
    西洋風のおとぎ話を日本の昔話に置き換えた風ですね。そして必ずしもハッピーエンドにならない辺りがさらに面白い。幻想小説と言うのはこういう感じの取りとめの無いものなのかなあなどと思いした。面白かったです。また何か違う本も読んでみようと思います。

  • 短編集。この作家さんは初めて知りましたが、近現代というより現代作家さん?
    なのに近現代風というのがなんというか掴みきれず。
    雰囲気はありましたが、自分好みかと言われるとちょっとキツかったです。

  • 中世日本のあやかしの短編集。
    何と言っても面白かったのは表題作のねむり姫。
    夢と現の間にとらわれるねむり姫とつむじ丸の想いの交差は何とも言えない

  • 相変わらず夢心地になる。
    ただしいつにも増して読めない漢字が多いので、手元に筆順辞典(これが役に立つ!)と広辞苑を登録したEBPocketをインストールしたiPod Touch(など)を常備する必要あり。

    また、この人はおそらく小説よりもエッセイなどの方が人気があると思うが、私はむしろ小説の方が気持ち良い。

  • 後白河法皇の院政の頃、ある中納言家に珠名姫とつむじ丸という腹ちがいの兄妹がいた。珠名姫はその名の通り美しく、つむじ丸は放蕩濫行が目に余る少年で、お互いに接することなく暮らしていた。物語は、珠名姫が裳着(女の子の成人式)を迎えた14歳の年に、突然の永い眠りにおちるところから始まる。眠ったまま、長い年月にわたって京を漂う珠名姫と、盗賊となって数奇な人生を歩むつむじ丸は、無意識の中で引き合う運命にあった…。私の苦手な幻想的世界がみごとに計算されている物語である(ようだ)。「眠れる森の美女」や仏教思想などを下敷きにしているが、舞台を日本の中世に設定したその必然性がよく分からない。当時の仏教思想にこだわらずとも、他のものでも代用がきくのでは?という感じ。日本の中世的物語だと思って読んだ私には、何となく違和感があった。

  • ねむり姫・狐媚記・ぼろんじ・夢ちがえ・画美人・きらら姫の六篇

  • 読めない漢字が沢山あったので辞書を引きながら。
    時折出て来る横文字が洒落てます。
    夢と現のあわいに漂う6編。

  • 可も不可もないといったところか

  • ハードカバー版の初読から数えると
    再々々々読くらいだろうか(^_^;)。
    トロトロと夢うつつ……な感じの時代劇群。
    昔から表題作がとても好きなんですが、
    今回読んでグッと来たのは「夢ちがえ」。
    〈夢と現実とを逆転せしめた〉とはいえ、
    結局、姫の恋は成就しなかったのだ(ノдT)。

  • 「夢ちがえ」「狐媚記」「画美人」が特に好き。後味は決して良くない、むしろ残酷と言ってもいいような話なのに、美しい物語だったと感じる不思議な読後感。端正な文章の中に時折顔を出す悪ふざけ(と言っていいのか分かりませんが)がくすりと笑えて楽しい。「(省略)。特異体質だな。」「いやですよ。そんな近代のテクニカル・タームは存じませぬ。」。ついつい笑わされる。

  • 面白い。相変わらずの雰囲気。
    話は玉石混合。

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