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みんなの感想・レビュー・書評
幼い頃の猫の思い出から現在の吉本家の5匹の猫(1匹はインタビュー当時に交通事故死)との付き合い、猫の習性や猫という存在の不思議、身近で見た猫の死等をインタビュー形式で編まれた本。「なぜ、猫とつきあうのか?」という問いに対し、人間が親愛感を持つとそれに答える親愛感を示し、逆に猫の方の要求とか欲求は前面に出さないのが猫を飼う主な理由だと述べ、そうすると人間の方に孤独である自由度と親和している自由度が起こるという。そして現在の人間にはそれが危なっかしいと。あとがきは吉本ばななによる吉本家の猫エッセイ。
牧野信一の本を買うために大学近くの古本屋へ行ったところ、偶然見つけたので購入。
日本を代表する思想家である吉本隆明が、犬と猫のことを「ワンちゃん」「猫さん」って言っているのが印象的だった。とても温かい気持ちになれた。
最後の文章を除いて、インタビューのような会話形式で進んでいくんだけど、吉本パパの言葉の選び方が、自然に優しくてほんわか。
裏表紙のあらすじに“エッセイ”って書いてあったから買ったのに、いざ読んでみたら対話集でガッカリ。しかもさー、誰がまとめたのかは明記されていないんだけど、これが物凄いヘタなの。1つの段落の中で同じ事を何度も繰り返していたり、話し言葉も編集されずにそのまんまなもんだから、読みづらいのなんのって。テープ起こししたものをそのまんま1冊にしたんじゃないの?ぐらいな勢い。これ、ばななパパが自ら編纂してたって事はないですよね?ありえないですよねこの下手さは。こういうインタビューものを本にするのって、編者の力量が出ますよね。ばななパパがおっしゃってる事には同意できる面も多々あるし、その洞察力と静かなる愛情には本当に感服って感じなんだけど、残念ながらそれが全く生かされていません。正直、巻末についていたばななパパの追記だけあれば、この本はよかったんじゃないかと思ってしまうぐらい。ああ、ホントにガッカリですわ。






