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みんなの感想・レビュー・書評
普通の日常のなかの非日常の体験。話は大袈裟だけど付き合ってる彼氏彼女のあいだならこんなこともありそうな気もしなくもないなぁてなんかほのぼの&爽やかな話。
まさか小説内で、スマブラをやったり、ジャーマンスープレックスを決めたりするなんて、笑わせるよ。
でもなぜだろう、面白い。
くそ、こんな小説にはまってしまうなんて、だめだ。
でも面白いんだ。共感できてしまう。
ああでもいい大人達が家出なんて、らしくないよ。
でもなんかいいなあ、こういうの。
いやしかし一端の大人の男がお義母さんをママと呼ぶなんて、ありえない。
だけど、ユキさんの言うことからして納得できる。と思ってしまう。
でもいやだ、離婚をゲームで決めるなんて。
だけどどうしてだろう。最高だよ、この話。
「義理の友達」って言い方が良いなあと思いました。
それから、何気ない日常を、優しく丁寧に、そして特別なもののように紡いでいく柔らかな文体が好きですね。
すでに5回くらい読んでいる大好きな作品。
登場人物がみんなちょっと
おかしくておもしろくて優しくて
こんなふうに日常を楽しめるひとになりたい。
わたしにとって、教科書みたいな存在です。
やっぱり中村航いいなぁ!爽やかで優しい気持ちいっぱいになります。
大好きな人達の笑い声と、淋しさと気怠さと、少しのスリルと非日常な日々。まさにこれこそ大人の夏休みなのかもしれません。
主人公マモルとユキの夫婦の友達夫婦として、「あなたがここにいて欲しい」の「はいー」と答える吉田くんが登場(無事に舞子さんとゴールインできててほっとしました)。そんな吉田くんの突然の家出から始まる大人の夏休み。
大事な選択をまさかの「スマブラ」で決めようとするとこがふざけてるのか真面目なのか分からなくて好きです。
ユキとママを中心に、決まったリズムで丁寧に過ごす日常の描写と、夏休み(缶ビールと煙草と電報とか)の非日常の描写の対比が読んでて面白かったです。そして夏休みが終わって、少し変わっていく日常…。
最後「つち」と言い合うふたりが最高に可愛くて幸せでした。
夏休みのように、いやどちらかと言えばひと夏のようにアツさとその終わりへの憂鬱をバランスよく含んであるので、心地よい。
不幸な人は出てこない。みんな、地味で真面目だ。
彼らは感情的ではない。静かな正直さを持っているがこの向きが空回る。それぞれの思惑通りにいかない。
みなそれを楽しんでいる。
遊び楽しみ疲れた後の風鈴響く涼しげな風。
そんな作品。
寝る前に合う。
吉田くんの家出が原因で、吉田くん夫婦と僕ら夫婦は、離婚の危機に陥る。
ほぼ初対面の吉田くんと僕が2人きりで旅行したり、ゲームでけんかの決着をつけたり…と、不思議でのんびりしたお話です。
相変わらず素敵な言葉の選び方だった。
大好き。
あたしも夏が終わる前に深夜の温泉街歩きたいな、って思った。
“僕”ことマモルは都民住宅でユキと暮らしている。二人の暮らしにはユキのママも同居している。不思議なペースの親子に、これまたのんびりと合わせて暮らす僕。しかしユキが友人の舞子とその旦那の吉田くんを連れてきてから、あれよあれよと事態は思わぬ方向に転がり、二組のカップルに危機が訪れる。 「話したいことがいっぱいあるんだ。ありすぎる」 夏休み、僕と吉田くんは旅に出る。夫婦の危機を乗り越えるた... 続きを読む »
肉にキープなし、すいませんと吸いませんは似てる等すばらしいフレーズの数々。俺うどんは揚げ玉がなんとも言えず美味。
主人公や吉田君のタバコの吸うタイミングにシンパシーを覚える。いつかああいう風にやめていきたい。
「朝食が美味しいということは、それだけで人生の半分は成功なのだ」
数々のすてきな言葉や、おいしそうな料理や飲み物が心に残った。登場人物たちの気持ちが…なんとなくわかるような、わからないような話。でも夏休みってこんなものだったかも、ってそう思えた。読後感がいいです。
あまり馴染みのない独特な雰囲気の小説。
日常生活のなかで2組の夫婦がちょっとした格闘をする。
格闘といってもけんかやゲームのようなものではなく、
女の覚悟と立ち向かう男の決意のようなものが最終局面でぶつかりあい、
それが何気人生を左右する重要な局面であったりする。。
日常生活のミクロな視点が現実感をもたらしています。
朝ご飯、親子丼、俺うどん、アイスコーヒーにお茶
食べ物がおいしそうで、幸せになれる気がする
夏直前に読み返したくなる本
『あなたがここにいて欲しい』を読んで、この吉田くんって『夏休み』の吉田くんなのか?と思って読み直した。『夏休み』で吉田くんは舞子さんと結婚しているので、やっぱりあの吉田くんなんだよなって思った、パラレルワールドの吉田くんだとしても・・・。読んでいる途中で村上春樹を思い出した。村上春樹の小説にも本筋とは関係ないようなネタが登場する。スパゲティの茹で方とかクラシックの話とか。少し似ていると思った。だが、村上春樹のそれが感覚的であるのと比べると中村航のそれは理系的な感じがする。堅い訳ではないけれどちょっとだけ論理的な?元々はユキと舞子さんが友達だったことから繋がってきた4人の関係が不思議で羨ましい。
2011/6/5ぐらい。
ほのぼの癒されたかったのでそれっぽい表紙のを選んだ。
うん。それっぽかった。
どっちに転んでもおかしくなかったので少々ヒヤヒヤするけど。
「僕」が魅力的。
朝食が美味しいことはそれだけで人生の半分が成功。素敵。
あとお茶をだね、上手く淹れられるようになりたいよ。こういう部分とかが大好き。
ホットプレスできるあれが買いたい。

読み心地のよい小説である。しかし終盤は唐突に感じられた。弁明を一言も聞かずに離婚、と言うのもだが、離婚のかかった勝負を言いだした側が代理を立てるというのも変な話。本人が出来る勝負を選ぶのが筋なのでは。





