胡桃の中の世界 (河出文庫)

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  • 10レビュー
著者 : 澁澤龍彦
  • 河出書房新社 (2007年1月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309408286

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胡桃の中の世界 (河出文庫)の感想・レビュー・書評

  • 1974年刊行のエッセイ集で、澁澤龍彦の著作の中では私が最も好きな作品。この本に出会ったおかげで、読書の楽しみの次元が一つ増えたように感じた。

    著者のあとがきによれば、「エッセーを書く楽しみをみずから味わいつつ、自分の好みの領域を気ままに飛びまわって、好みの書物から好みのテーマのみを拾いあつめるという、いわば贅沢きわまりない方法によって出来上がったのが本書であるから、ここには埃っぽい現実の風はまったく吹いていない。七〇年代以後の私のしごとの、新しい出発点になったのが本書であるような気もしている」。

    目次: 石の夢/プラトン立体/螺旋について/『ポリフィルス狂恋夢』/幾何学とエロス/宇宙卵について/動物誌への愛/紋章について/ギリシャの独楽/怪物について/ユートピアとしての時計/東西庭園譚/胡桃の中の世界。

  • 石の夢/プラトン立体/螺旋について/『ポリフィリス狂恋夢』/幾何学とエロス/宇宙卵について/動物誌への愛/紋章について/ギリシアの独楽/怪物について/ユートピアとしての時計/東西庭園譚/胡桃の中の世界

  • 2/3 読了。
    再読。世界は今日も胡桃の中で、小さな歯車を回し続けている。

  • パラドクス
    入れ子構造

  • 石、螺旋、プラトン立体…形が意味を持つもののエッセイから紋章、時計、エロスと多岐に渡る内容でした。

    結晶と言うものに愛を感じているのが読んでいて伝わってきます。タイトルからして閉ざされた空間の中の世界なのですから。
    読んでいてわくわくしながらも味わい深い、そんな本です。

  • [ 内容 ]
    石、多面体、螺旋、卵、紋章や時計に怪物…「入れ子」さながら、凝縮されたオブジェの中に現実とは異なるもうひとつの世界を見出そうとする試み。
    さまざまなイメージ、多彩なエピソードを喚起しつつ、人類の結晶志向の系譜をたどるエッセイ集。
    著者の一九七〇年代以降の、新しい出発点にもなったイメージの博物誌。

    [ 目次 ]
    石の夢
    プラトン立体
    螺旋について
    『ポリュフィルス狂恋夢』
    幾何学とエロス
    宇宙卵について
    動物誌への愛
    紋章について
    ギリシアの独楽
    怪物について
    ユートピアとしての時計
    東西庭園譚
    胡桃の中の世界

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 永遠の憧れ澁澤龍彦。
    河出文庫から澁澤さんの本がたくさん出ていますが、中でもこれが好きです。

  • こちらの新しい版も持っていて……。どうも出先で、これしか「気分」ではなかったみたいです。あとがきが違います。内容は以前のものと同じです。

  • 祝・新装新版発売!大学の教授が『夢の宇宙誌』とともに絶賛していたのが、この本。石や螺旋階段・牢獄、時計や庭園といったものに対する、驚きつつも思わず納得してしまう切り口に、ページをめくるごとに惹きつけられていく。

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