新編かぶりつき人生 (河出文庫 た 20-5)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309408743

感想・レビュー・書評

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  • 何とも説明のしにくい本。
    田中小実昌の本は初めて読む。直木賞や谷崎賞を受賞している人だけれども、作家ということで紹介してしまうと違う気がする。だったら、何と紹介すれば良いのか。説明のしにくい本である、というよりも、まずは紹介のしにくい人だ。

  • 戦後はアケミのような人がいっぱいいたんだろうなぁ〜と想いを馳せる。
    語り口にクセがあるので慣れればスイスイ読める。
    香具師の旅に手をつけたい。

  • 15番乗り。ブックオフオンラインにて購入。読了。時代の記録として非常に興味深い。戦後の劇場黎明期の真実の一端がここにある。(2013/2/8)

  • 恐らくはほとんどの人が知らない、敗戦直後の「ストリップ(これも死語か?)
    」に関わる人々の軽妙な物語。
    まだ、完全に読んではいないですが、その当時の人々の熱狂的な生活の
    一端を垣間見れます。

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著者プロフィール

田中小実昌(たなか・こみまさ):1925年~2000年。小説家、翻訳家。戦後、復員後、東京大学中退。テキヤ、バーテンダーなど様々な職業を経て、小説家、翻訳家となって活躍。無類の映画好き、酒場好きとしても知られる。

「2023年 『ひるは映画館、よるは酒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中小実昌の作品

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