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みんなの感想・レビュー・書評
本書で紹介されるサブカルチャー界の4人はいずれも大変魅力的な偉人であるが、とりわけ、川内康範の知られざる生い立ちやその人生観、糸井貫二という前衛芸術家の存在、この2つを知ることができたのは個人的にとても大きかった。
こういう人たちへの取材を実現していることが凄いし、関連情報がよく調べてあって、注釈が充実していて読みやすい。刺激的な1冊です。
康芳夫氏の生き方――「虚」を真に受けることなく飽くまで「虚」として受け止め、そこに「実(本質・意味)」を求めずに戯れるアイロニカルな生き方――、連赤・オウム以降の生き方としてしばしば称揚されることがあり興味深いが、行き着くところはシニシズムではないかと思う。ダダカンという人はすごい。いろいろなものを突き抜けてしまっている。こんな人が今も何処かで生きていると思ってみるだけで、何だか元気が出てくるから不思議。
川内康範に興味があったので購入。インタビューを読んで、彼が母を崇拝しており、その教えに従って一貫して生きてきたことが分かった。愚直というか、そのことに感嘆。
インタビューは1995年、例の「おふくろさん」事件以前だ。
「おふくろさん」の改変に彼が激怒したとき、いかにも傲慢な人物だと見えた。しかしそうではない。当然の怒りだったのだ。
川内は「俺はおふくろに怒られたことがない。」と言っている。
「叱ってほしいほしいよ、もう一度」という台詞は認められなかっただろう。
事件の後に出版された小説版『月光仮面』では「憎むな、殺すな、赦しましょう」という月光仮面のモットー(川内が母から学んだことそのもの!)が「憎むな、殺すな、糺(ただ)せよ」と変更されているという。
--彼は集団を形成しない。つねに一人なわけです。(中略)ダダカンには反権力の意思はあるようで、ないんですよ。あるのはただ一人のそこはかとない匂い。その「そこはかとなさ」が強固なんです。--
1960-70年代に全裸パフォーマンスなどで伝説となった前衛芸術家・糸井貫二を追うインタビューから。ミクシィにコミュまであるのに驚いた。
戦後サブカルチャーのケタ外れの偉人たちへのインタビュー集。時間と文量をたっぷり割いて、強烈な人物像を浮かび上がらせる。
昭和のサブカルチャーを賑わせた4人の奇人の伝記。康芳夫(虚像家)石原豪人(挿絵画家)川内康範(月光仮面原作者)糸井貫二(前衛芸術家) スケールが大きすぎて笑える。康芳夫さんのやってきたことって、今では電通とか博報堂が仕切ってるっていうのがちょっとさびしい。
知り合いが面白いと薦められ購入。
戦後のサブカルチャーを支えたものすごい人たちのインタビュー集。
すごいキョウレツ!
面白かった。やっぱり時代が大きく動いていくときを体感した人たちをうらやましく思わずには居られない。
戦後大衆文化に放たれた、激烈なるエネルギー――
康芳夫(マルチプロデューサー、虚業家)/石原豪人(挿絵画家、画怪人)/川内康範(月光仮面原作者、生涯助ッ人)/糸井貫二(全裸の超・前衛芸術家) 彼らケタ外れの偉人たちを追う伝説のインタビュー集。裏の昭和が熱く妖しくよみがえる。
康芳夫(虚業家)、石原豪人(画怪人)、川内康範(生涯助っ人)、糸井貫二(全裸芸術家)ら、ベラボーな人々への著者の純粋な興味から敢行したロング・インタビュー集。
待望の文庫化。
『原芳夫・現世はすべて神の遊戯』『石原豪人・画怪人かく語りき」『川内康範・憎むな!殺すな!赦しましょう!』『糸井貫二・ダダの細道』






