おとなの小論文教室。 (河出文庫)

  • 532人登録
  • 4.06評価
    • (58)
    • (58)
    • (30)
    • (8)
    • (1)
  • 57レビュー
  • 河出書房新社 (2009年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309409467

おとなの小論文教室。 (河出文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 好きだけど、表現力をつけて自由になることへのストイックさがたまに苦しくなる山田ズーニーさん。

    とはいえ、わたしも自分の表現力に不自由さを感じ、他人との関係性に戸惑うひとりだ。
    いま、伝えたいのに躊躇する。いま、この人に自分を表現したいのに、自分にはその能力がない、もしくは資格(なんの?)がないと諦める。そしてそもそも、いま、自分が確かに感じている違和感を「表現」に変換できない。その違和感の存在に気付かないこともある。

    この本に「とにかくアウトプット」と出てくる。
    このブクログもそう。
    私にとっては「読後のいま、自分のが何を感じたか」を文字にしてみるアウトプットのひとつ。
    とにかく思うところを書き散らしてみている。

    だんだんと、自分の中の、知識や経験でできた感性の泉のようなものに深く深く潜って、そこから自分のままで他人と関わるような言葉を作り出せるようになるかな。なりたいな。
    そういう自由を手に入れたい。

  •  結局、自分の考えや思いがないと周りと気持ちよく関わることはできないことを実感。他者をただ迎合するのではなく、相手の世界を正確に理解し、自分の思いを乗せることで、「つながった!」と実感できるコミュニケーションができる。コミュニケーションは安易な技術でできるようになるものではないなあ。

  • 自分の考えていることをまとめたり、文章を書いたりしたくなる本でした。
    今私が漠然と考えていることを、すっきりとまとめられるんじゃないかと思わせてくれる内容です。

    第3章の「一人称がいない」はとても興味深かったです。
    何となく、後輩や実習にくる学生などに「フリーズ」する人が増えている気がしており、前半ふむふむと読んでいました。
    そして、ある大学生のコメントである、「○分の1」現象に凄く心当たりがあった私は、自分も1人称のない一人だったのではないかと不安になってしまいました。
    個性のないただの「生徒」となり、ランダム性で身を守る――。
    今の職場でも、誰かが引き受けなければならない係を決める際には、皆がそうなっている気もしてきました。

  • 職場の休憩室、電車の中で、勝手に涙が出てくるので、疲れて読むのに5ヶ月位かかってしまった。
    とても熱い、濃い素晴らしい1冊でした。
    高校生の頃の自分に読ませてあげたかった…こんな私でも大人になれたから良かった。
    アウトプットが大事。今をちゃんと生きていきたい。

  • 前作、伝わる揺さぶる文章を書くが素晴らしかっただけにちょっと残念だった。
    一人称について書かれているいる章や私はどこにいったの読書との問いのやり取りは正直退屈だった。
    モー娘の話で「なぜ、つかみにいかない」の部分は時代背景が違うせいかあまり響くものがなかった。
    昔、こういう番組あったな位で何を突っ込みたいのか、結局の所、だからどうすれば良いのかがわからなかった。

  • その先がどうこうではなく、意志のある選択が人生を創る

    だから、有利でもなく、不利でもなく、
    意志に忠実な選択こそが、
    自分の人生を創っていくんだと私は思う。

  • 小論文の論述テクニックの本かと思わせるようなタイトルですが、同題のほぼ日コンテンツを書籍化したものです。ウェブサイトのコラムが好きで、図書館で借りて読みました。
    著者の人柄を感じるやさしい文体で平易に書かれています。自分を抑えて抑えて生きている、ちょっと疲れたおとなの皆さまにおすすめしたい本。いつでもどんなことも、「私は」という一人称から始まるのです。

  • ナイスな文章、書いてますか?自分を表現する、文章の力 私達と同じ視点でカジュアルに教えてくれます『あなたの言葉が聞きたい』

    OPACへ⇒https://www.opac.lib.tmu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB02251825&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 正直この本に出会えて良かったと思います。
    考えること、表現すること。
    新しい自分が発見できました。
    今年も楽しくなりそうです。

  • ・妙にリアル。ちょっとドロドロした心の奥までしっかり入って向き合って、人として「書く事」「表現する事」の意義を問う。

    ・「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のエッセンスをエッセイ的に書かれている一面も。

    ・前半はスラスラ行けたが、後半は同じ部分をぐるぐる回っている感覚でややバテた。総じて、いい本。

全57件中 1 - 10件を表示

おとなの小論文教室。 (河出文庫)のその他の作品

おとなの小論文教室。 単行本 おとなの小論文教室。 山田ズーニー

山田ズーニーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
ほぼ日刊イトイ新...
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

おとなの小論文教室。 (河出文庫)に関連する談話室の質問

おとなの小論文教室。 (河出文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

おとなの小論文教室。 (河出文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

おとなの小論文教室。 (河出文庫)の作品紹介

考える力がつけば、自分を表現することは、もっと自由になる!「おとなの小論文教室。」は、自分の頭で考え、自分の想いを、自分の言葉で表現したいという人に、「考える」機会と勇気、小さな技術を提供する、まったく新しい読み物です。「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載時から話題を呼んだコラム集。

ツイートする