憂鬱と官能を教えた学校 下---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 旋律・和声および律動 (河出文庫 き 3-2)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410173

感想・レビュー・書評

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  • 菊地成孔の本、実用書としておすすめはこの3冊!「東京大学のアルバートアイラー」など | ジャズの名盤(2018年2月8日)
    https://enjoyjazzlife.com/kikuchi-books

    音楽理論入門にオススメ「憂鬱と官能を教えた学校」菊地成孔・大谷能生著 - MUSIC INVESTOR(2017-08-15)
    https://www.osanaiyuta.com/entry/ongakuriron

    憂鬱と官能を教えた学校 下 :菊地 成孔,大谷 能生|河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309410173/

  • この本の著者がTBSの人気番組「情熱大陸」で「上智大学中退」を詐称していたことは有名。ディレクターのせいにしたいようだが、それすら虚言癖にすぎない。

    東京藝術大学の学生を巧みに信用させ、自らを推薦させ、東京大学の教壇にあがったのが真実。すでに、数々の「講義の欠陥」を指摘され、教壇からは追放済み。その教壇追放の事実を隠しているのも自分を大きく見せようとする虚言癖。

    「憂鬱と官能を教えた学校」という本は、何も教えない。間違ったことを植えつけられるだけの欠陥書籍である。内容空疎な文字が並び、事実とは異なる虚言癖男の妄想ファンタジー。これが東京大学へ提出した講義の原案とは、東大の講義事前審査も地に落ちたものである。

    顕著に間違っている部分を指摘すると、ハードカバー版の184ページに「バークがシリンガー・システムを忠実に教授していたのはシリンガーハウス設立後のほんの数年の期間に過ぎず、一九五四年には、シリンガー・ハウスは早くもバークリー音楽学校(後の音楽院)へと改称されることになる。これは、バークによるシリンガー・システムからの決別宣言であると同時に、新しいポピュラー音楽理論の確立をも宣言するものであった」とあるが、これは虚言癖男の妄想100%。

    バークリー音楽学校を日本人で初めて卒業した人物は、ジャズ界なら誰もが知る「秋吉敏子」である。その自伝「ジャズと生きる (岩波新書)」を読むと107ページに「トニーはバークリー音楽院が、シリンガー・システムという音楽理論を教えていると同時に、ジャズをも教える唯一の公認された学校であると私に教えてくれた。」とあり、虚言癖男の「シリンガーハウス設立後のほんの数年の期間」はウソ、「バークによるシリンガー・システムからの決別宣言」というのも大ウソだとわかる。「秋吉敏子」が語るように、バークリー音楽学校は、シリンガー・システムから決別しておらず、学校名を変えても「シリンガー・システムを踏襲」していたのが歴史的事実。

    「孤軍 秋吉敏子 その人生と作品(全音楽譜出版社)」にも、74ページから「一九五九年の夏にシュリンガー・システム(シュリンガー教授が考案したユニークな教育法)の試験に合格、バークリー音楽院の四年の教程を三年で卒業」としっかり書かれている。バークリー音楽学校を日本人で初めて卒業した「秋吉敏子」は、シュリンガー・システム試験に合格したバークリー卒業生なのである。

    そもそも、「菊地成孔」は、バークリー卒業生ではないし、留学経験すらない。一浪して上智大学に入れないくらい頭が悪く、学位もないのが事実。奨学金もとれず、演奏も下手ならば、他の道もあるだろうが、ウソをつき人を騙した努力だけが垣間見える。

    「憂鬱と官能を教えた学校」という本はウソだらけで、読むに値しない欠陥書籍。日本に数千人はいると思われるバークリー音楽院卒業生や関係者が、この本の出版社を「出版停止」を求めて訴えて良いレベル。

    図書館員は「菊地成孔」のWikipediaのページの非常勤講師が今も続けられているように書かれている記述を訂正すべき(大学に電話で問い合わせ教壇追放年、講義停止時期を聞けばわかる)。そして、地区の教育委員会に調査事実を申し出て、この書籍は図書館から撤去されるべき。

    • 立正一郎さん
      虚言癖はかつての先生がキューちゃん(彼のしゃべることの9割は嘘)と呼んでいる:
      http://ub-x.txt-nifty.com/blog...
      虚言癖はかつての先生がキューちゃん(彼のしゃべることの9割は嘘)と呼んでいる:
      http://ub-x.txt-nifty.com/blog/2007/09/post_22f4.html 

      情熱大陸 学歴詐称 指摘部分:
      https://www.youtube.com/watch?v=7Wzy9JsT8So&feature=youtu.be 
      2020/08/29
  • 旋律・和声
    律動
    総論

    著者:菊地成孔(1963-、銚子市、ジャズミュージシャン)、大谷能生(1972-、八戸市、評論家)

  • 音楽は言語よりもむしろセックスに近い。
    人と何かを一緒にやると、すげー面倒くさくて嫌なことがたくさんあって、だけどそこがいい。その上で音楽の記号論にも取り組む。自立した個々人がチームを作ってパワーを出す。
    などなど。

    不安症患者の、精神分析治療経過の記録という側面も含みつつ。

  • バークリーメソッド修了。

  • 記号音楽史をアナロジーとしたポストモダン思想書、として、最後のところは結構感動させる。
    菊地さんの精神疾患は神の恩寵だったのかもしれない。(ていうのはユング的)

  • 2013/07/08 購入
    2013/08/24 読了

  • 2011/6/11購入

  • 雑談が面白い。

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著者プロフィール

音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著。河出書房新社、2004)『貧しい音楽』(月曜社、2007)『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著。青土社、2008)『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社、2013)『平岡正明論』(Pヴァイン、2018)『平成日本の音楽の教科書』(新曜社、2019)『ニッポンの音楽批評150年100冊』(栗原裕一郎との共著。立東舎、2021)『歌というフィクション』(月曜社、2023)など。

「2023年 『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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