サンカと説教強盗---闇と漂泊の民俗史 (河出文庫)

著者 : 礫川全次

• 河出書房新社 (2010年9月3日発売)

感想・レビュー・書評

[natsume15さんの感想 · 2019年6月9日]

昭和初期、帝都西北部を中心に繰り返された「説教強盗」事件。
「説教強盗はサンカではないか」という説が流れ、サンカの存在がクローズアップされる。

説教強盗逮捕に至るまでの顛末と、当時注目を集めた「サンカ」とは一体何だったのかを追う。

著者プロフィール

1949年、東京生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主な著書に、『史疑　幻の家康論』『異端の民俗学』『知られざる福沢諭吉』『サンカと三角寛』『日本人は本当に無宗教なのか』『独学文章術』など。

「2022年 『村八分』 で使われていた紹介文から引用しています。」