僕が、落語を変える。 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410586

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  • 親が落語家でも、本当にかしこい息子は、落語家にはならない。
    俺の息子も、小三治の息子も落語家になってない。
    そう談志は言った。
    いくらでもすごいエピソードがあるはずなのに、
    もっともっと、おもしろくなるはずなのに。
    どうしてなのかな?
    この読後感、まさに花禄だ。

    唯一、にやりとしたのは、花禄が、談志に
    「おい、孫!」と楽屋で呼ばれたという逸話。

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著者プロフィール

1971年、東京都生まれ。9歳の頃から落語を始め、1994年に戦後最年少の22歳で真打に昇進。古典落語はもとより、劇作家による新作落語や、洋服に椅子というスタイルで口演する“同時代落語”にも積極的に取り組む。また子供むけの落語会への出演も多く、幅広い年代からの支持を得ている。趣味はピアノ、ダンス。近年では、読み書きが苦手である自身の経験を生かし、学習障害(LD)の社会的理解を深める講演会なども行っている。

「2020年 『もじをよむのが にがてなんです』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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