言論自滅列島 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410715

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    右翼・左翼、領土問題、天皇制…どこもかしこも萎縮だらけの言論、ネットの影に怯え世論とスポンサーの顔色ばかりうかがうマスメディアから自ら抜け出した勇気ある異端児たちが、この国を喝破する。
    文庫化のために再集結した追加鼎談を収録。
    本書の旧タイトルは『言論統制列島』、この国の言論は「統制」から「自滅」へと変容してしまった。
    麻痩し弛緩した現代に放つ、確かな暴論。

    [ 目次 ]
    もっと自由に言わせてくれ―異端児を抹殺するな
    それって、右翼?左翼?―テキ屋が天皇を守りたがる理由
    現代右・右対決―転向者はより過激になる
    徹底親米・赤尾敏の「竹島をぶっ飛ばせ」―右翼の中の親米派vs.反米派
    鈴木邦男はこうして右翼になった―戦う新右翼
    森達也、斎藤貴男を左翼と呼んではいけません―吼える映像作家と無頼派ジャーナリスト
    絶滅左翼の組織論は、どっこい生きていた―危険な二分法にはまる日本
    かつて優秀なやつほど野に下った―落ちこぼれ左翼のやましさ、二世議員のひけめ
    悪党は愛国心を語るなよ―だって愛国心は利用されやすい
    皇室民営化はかえって危険だ―天皇を最後の砦にするな〔ほか〕

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 本屋好きにとって聖地?である恵文社一乗寺店にて購入。
    読了後思ったことは…もっと世間に対して文句を言うのならば、色々勉強をしなければいけないのだなぁ…ということ。この本を読んで、本当に目からうろこ的な個所が何か所もあったのですが、結局それすらもこの本を読むまで知らなかった事柄なのだから、この本を読んだだけで「そうだこうしよう!」というのはあまりにも貧弱だよなぁ…と。
    あとは右翼とか肩書にあまり惑わされないこと。でした。

  • 小説に逃避する度胸もないのでこれでも読もう。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学修士(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者を経てフリーに。さまざまな社会問題をテーマに精力的な執筆活動を行っている。『「東京電力」研究 排除の系譜』(角川文庫)で第三回いける本大賞受賞。著書に『日本が壊れていく』(ちくま新書)、『「心」と「国策」の内幕』(ちくま文庫)、『機会不平等』(岩波現代文庫)、『『あしたのジョー』と梶原一騎の奇跡』(朝日文庫)など多数。

「2019年 『カルト資本主義 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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