大きなハードルと小さなハードル (河出文庫)

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著者 : 佐藤泰志
  • 河出書房新社 (2011年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410845

大きなハードルと小さなハードル (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「凄春」という表現を使ったのは五木寛之先生だったであろうか…だが敢えて私はこの言葉を佐藤氏の小説に冠したいと思う。
    今回は結婚、離婚を扱った中編1作と短編2作、当然ながら独特の視線で我々の日常では経験することのない設定がされていることは言うまでもない。その世界観が「受け入れられなかった作家」の理由なのでありやはり万人にお勧めすることは出来ないだろう。
    しかしどの作品にも描かれる闇は決してネガティブなものでなく光を求めて切り拓こうともがく凄春は常に前を見ている。そしてそこから「輝く」ことこそが佐藤氏の永遠に追い求めたテーマなのである

  • 第1部「美しい夏」「野栗鼠」「大きなハードルと小さなハードル」「納屋のように広い心」「裸者の夏」、第2部「鬼ガ島」「夜、鳥たちが啼く」。

  • 「夜、鳥たちが啼く」が良かった。終わり方が幸せで。

  • 2012/5/27購入
    2015/11/15読了

  • この作品、労働小説色が濃くなかったぶん、読みやすかった。
    あくまでも個人的に。


    特に後半の二作「鬼ガ島」「夜、鳥たちが啼く」がよかった。
    「夜、…」の方は、村上春樹「風の歌を聴け」を厭世的にではなく描いたら…という印象。
    あくまでも個人的に。

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大きなハードルと小さなハードル (河出文庫)の作品紹介

「彼は憎しみでも怒りでも何でもいい、身体に満ちることを願った。…大きなハードルも小さなハードルも、次々と乗り越えてみせる」危機をひたむきに乗り越えようとする主人公と家族を描く表題作をはじめ八〇年代に書き継がれた「秀雄もの」と呼ばれる私小説的連作を中心に編まれた没後の作品集。最後まで生の輝きを求めつづけた作家・佐藤泰志の核心と魅力をあざやかにしめす。

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