ドラフト外: 這い上がった十一人の栄光 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412603

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  • 注目されるドラフト指名選手のように必ず期待以上に応えなければいけないというプレッシャーとは無縁ではある一方で、数少ない与えられたチャンスをものにしなければならないという自負を持ち、見事にクリアして記録や記憶に刻まれる実績を残したドラフト外入団選手達の列伝です。

    スタートラインや背景にビハインドを背負いながらも素晴らしいパフォーマンスができた選手達。
    プロ野球ファンの方なら『こんな選手がドラフト外だったのか』と新たに知る事もあるでしょうし、野球に興味ない方でも挫けてしまいそうになった時におすすめです。

    ペンネーム KMーV

  • ・ドラフト外からプロ入りした野球人の話。大野豊など。反骨話。
    ・事実の記者目線で、本人談や感情がもっとあれば。思ったほどではない。

  • 今ではそのシステム自体がなくなった「ドラフト外」入団。まさに「雑草」という言葉が当てはまる存在だ。本作品で取り上げられた11人の顔ぶれの豪華なこと!生き抜く為に這い上がって成功を掴んだ男たちのストーリー。
    カープファンの私としては、黄金期を支えた長嶋、大野、清川が何とも懐かしい。いい選手たちだったなあ。そして、コーチとしても活躍しているのが納得できる。

  • 知人に紹介されたので読んでみた本。もうちょっといかに「這い上がった」ことにフォーカスして書いてほしかった。

  • 11人の有名なドラフト外入団選手の努力の足跡が綴られています。プロ野球好きにはたまらない一冊です!
    特にドラゴンズの平野謙と上川はいい選手でした(^^)

  • いぶし銀揃いだった。ドラフト外の場合は、入団までのプロセスが普通じゃなくスゴい。入団後も、二軍選手以下扱いを苦にせず、ワンチャンスを確実にモノにできると、やっと一軍の入口が見えてくる。だから、ドラフト外で活躍する選手は、我慢強くて人格者ばかり。

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著者プロフィール

澤宮優(さわみや・ゆう) ノンフィクション作家。1964年、熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。主な著書に、『バッティングピッチャー』、『炭鉱町に咲いた原貢野球』、『昭和十八年 幻の箱根駅伝』(以上、集英社文庫)、『世紀の落球』(中公新書ラクレ)、『イップス』(KADOKAWA)、『戦国廃城紀行』(河出文庫)、『暴れ川と生きる』(忘羊社)、『集団就職』(弦書房)など多数。

「2023年 『「二十四の瞳」からのメッセージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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