藤子不二雄論: FとAの方程式 (河出文庫)

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著者 : 米沢嘉博
  • 河出書房新社 (2014年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412825

藤子不二雄論: FとAの方程式 (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2014年7月16日読了。富山県高岡での合作時代から「F」「A」としてコンビ解消・その後にいたるまで、藤子不二雄の活動と生み出した作品について論じる本。「ドラえもん論」やF単体に関する評論はあるだろうが、二人合わせて「藤子不二雄」に関する評論は思いの外ないのだという。SFとホラー、少年少女マンガと劇画、白と黒など二人の藤子の個性を区別する要素には枚挙に暇がない、むしろ「漫画に全てを賭けている」「手塚治虫を紙のごとく尊敬している」という以外に共通項などなかったのでは・・・?と思うくらいだが、そんな二人が「ストーリー/絵」といった分業ではなく、ストーリー・キャラ・背景など作品に応じて異なる分担で手がけることにより物語に緊張とダイナミズムが生まれ、その要素はソロ以降の二人の活動にも影響を及ぼしている・・・ということか。個人的に自分の興味と関心がFに偏りすぎていたこと、マンガ家としてのAの実力・実績には疑いようがないということを再認識。スタジオ・ゼロの手によるオバQの、二人の藤子と石森章太郎の明らかなタッチの違いなど非常に興味深い。まんが道、途中までしか読んでいなかったがぜひ読破したいものだ。

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