神さまってなに? (河出文庫)

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著者 : 森達也
  • 河出書房新社 (2017年2月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415093

神さまってなに? (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 題名がまさに今の私の考察中の命題。地元の本屋のセレクトショップで見つけた。宗教の知識を広く得ることが出来た。すごく読み易い。神は人に通常の何倍もの力を与える。信仰深い人々は平和や幸福や感動を創る一方で神の名のもとに残虐に殺し合う。意味が分からない。人の欲を満たす道具にされている?神様との距離感を考えるの大事かも。日本は世界でも珍しく宗教色の薄い。だからこそ世界に訴えられる事があるのではないか?「薄くなった」のには理由がある。そこにヒントが…?もっと知識が要る!もっと知らなければ…。

  • 他の著書も読んだことがあるが、森氏はなんと心優しく、冷静に物事をみようとしてくれている人なのだろう、と今回も思った。会ったことがないので本人が優しいかどうかわからないが、周りに流されず、自分の目で見て判断しようとしているのはよくわかる。

  • 『A』『A2』『A3』でオウム真理教の内部からドキュメンタリを撮った森達也。『神さまってなに?』というタイトルの本を出していたので手に取った。

    タイトルから類推できたのかもしれないけれど、中高生に向けて書かれたような文体になっている。キリスト教、仏教、イスラム教の成り立ちがわかりやすく書かれている。それらの事実についてはある程度知っていることだが、中高生が読むとへぇーそうだったんだと思う程度にまとまっている。

    自分が初めて宗教に向き合ったのは、シリア人の学生と同じ研究室に入ったときかもしれない。時間が来るとお祈りをしないといけないその人と一緒にいて、少し面倒だなあと軽いカルチャーはありながらも受け入れていた。また、教会で無料で英会話教室を開いていたので参加して、布教されたけれど、それはないなあと思いながら丁寧に牧師さんのいうことを聞いていた。ここに書いてある通り、世界の人の中で、しっかりとした宗教を持っていない人の方が多いと知ったのはアメリカに行ったときのことかもしれない。授業の課題で、宗教観について調べるためにインタビューをしにきた学生に、日本の無宗教について説明するのはとても骨が折れた。2001年以降、その頃以上に宗教というのは不幸ながらより大きな問題を世界で起こして、多くの人の知識や感じ方は変わっているかもしれない。

    森達也は、宗教が排他的な感情を生むことに対して宗教の悪い面として指摘はするが、宗教や神様についてその存在を否定することはしない。リチャード・ドーキンスのようにアンチ宗教の方が感覚的には合うのだけれども、森達也としてのスタンスはとても尊重したい。

    そして、子どもにはこういうことは知っていてほしいなとは思う。

  • 本書は宗教の本質をかなりわかりやすく説明していると思う。「自分がいずれ死ぬことを知っているのは人間だけであり。そのために宗教が生まれた」という森の説明は説得力がある。つまり、宗教を生み出したのは「意識」であり、神さまは意識のなかに存在する、ということなのだろうか。またまた量子力学の世界に近づいている。

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