中央線をゆく、大人の町歩き: 鉄道、地形、歴史、食 (河出文庫 す 12-4)

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  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415284

感想・レビュー・書評

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  • 中央線の各駅東京から高尾まで、地形、歴史、食を紹介する。ここまで一つの文化を築いた路線も珍しいだろう。

    中央線よりちょっと北を走る私鉄沿線住民。無理すれば歩けないこともない距離に中央線。最近その引力に引っ張られており、本書をじっくり読んでみた。

    各駅それぞれ個性がある。魅力的な店、過去から現在、未来と姿を変える駅前の姿など。

    高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪。通過するばかりで違いが分からなかったが、それぞれ違った文化が発展している事が良く分かる。

    筆者の経験の描写はかなり控えめ、あくまで客観的視点からの沿線紹介であり、その立ち位置が良い。

    ますます中央線文化にハマりそうです。

  • 東京行きのお供。

  • 中央線が懐かしくて。

  • 新宿
     昭和の成長期に若者文化と共に成長、拡大。
     長野県穂高出身の中村屋、
     紀州の炭屋から始まった紀伊国屋。

    国分寺
    「三寺文化」
     奈良時代からの一番の歴史のある街。
     近世、本多氏により新田開発が行われた地域にその名が残る。

    八王子
     大学もの八王子離れにより、立川に逆転される。
     立川は東京、新宿に次ぐ、乗降客の多い駅となった。

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著者プロフィール

早稲田大学第一文学部史学科国史専修卒。大阪日仏センターでフランス語を学ぶ。現在、翻訳に従事。

「1987年 『ブラック・アフリカの映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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