ぼくの宝物絵本 (河出文庫 ほ 6-4)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 254
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415352

感想・レビュー・書評

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  • ぼくの宝物絵本 (MOE BOOKS) | ダ・ヴィンチWeb
    https://ddnavi.com/book/4592732561/

    ぼくの宝物絵本 :穂村 弘 | 河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309415352/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      第1回:自分のダメさを痛感した時 | 集英社 文芸ステーション
      https://www.bungei.shueisha.co.jp/seri...
      第1回:自分のダメさを痛感した時 | 集英社 文芸ステーション
      https://www.bungei.shueisha.co.jp/serialstory/negadoku/01-2/
      2022/06/05
  • 絵本の面白さと素晴らしさが溢れる書評です。
    随分と大変な思いをされたサラリーマン時代の著者を救ったもの、それが絵本でした。
    そう、絵本は児童だけのものではないのですよね。
    大人が読んでも有意義であるし、何よりも楽しいのですから。
    飄々とした筆致でストレスなく読むことができ、紹介されている絵本に興味を持てる一冊。

  • かわいいだけでなく、シュールな絵本、怖い絵本など、様々な絵本について紹介されていて、興味深く楽しめました。
    古い絵本、海外の絵本の絵が個性的で、独特の世界が見応えがあります。
    もっと絵本を読みたくなりました。

  • 初っ端に紹介されていたのが実家にあって幼い頃ページをめくるのが大好きだった、武井武雄さんの「おとぎの国の王様」(別冊太陽)だったので嬉しくなった。当時会社員だった穂村弘さんは休憩時間に古本屋に足を運びこの本を見つけて癒されたよう。分かる気がする。武井武雄さんの絵は幼い頃の私も、現在の大人の私も癒やしてくれるから。他にも好きな絵本がたくさん出て来たし、これから読んで(見て)みたいものもある。欲を言えば、大海赫さんの本が出てくるとさらに嬉しかったな。

  • 書評は苦手なんだけど、これはほぼエッセイだから楽しく読めた。
    著者の感受性と、なんとも言えないもにゃもにゃを言語化する能力には毎回震える。詩人ってすごい。

  • 穂村弘氏の作品『ぼくの宝物絵本 』を読了。

  • 以前読んだときにはそんなにピンとこなかったのに、ゆうべ文庫版で読んだら「すごくいいね!?」ってなった。気持ちが疲れぎみの時用にかばんに入れてみようかな。

  • 絵本に執着を持つ作者が、とっておきの宝物を披露してくれる本。いいな、手にとってみたいな、と思うような絵本がいくつかあった。作者にとって「好き」だけではなく、「怖い」や「好きじゃない、でも惹かれてしまう」という本が紹介されているのも、大人ならではというテイストで良かった。

  • ほぼ読んだことのない絵本でしたが、素敵な紹介文で、見てみたい~読んでみたい~!と思わせられました。穂村さん好きでしたが、ここまでの絵本好きとは知りませんでした。

  • 全然知らなかった本あり、私にも懐かしい本あり、たくさんの表紙を見ているだけで楽しい。

  • 穂村さんの絵本についてのエッセイ。

    穂村さんが絵本好きなのはそうなんだけど、でも絵本に触れずに育った人ってあんまりいないと思うから、穂村さんの絵本に対する愛を読んでいるうちに、自分にもそういう絵本があったことを思い出すと思う。
    なんか怖いんだけど何回も読んだやつとか、ストーリーは覚えてないのにキャラクターが好きなやつとかね。

  • 絵本って小説と違って、作者の意図を汲むのが難しいと思う。絵本…奥深い。そして穂村さんという人も。
    穂村さんは気持ちを言葉にするのがとても上手だと思う。歌人だから当たり前と言えばそれまでですが。
    個人的に酒井駒子さんが好き、というのもあるけれど、「BとIとRとD」を紹介している「滅茶苦茶な魂」が良かった。
    カバー装画 酒井駒子

  • 絵本の海は広く、全貌が見えないジャンルだ。この本は歌人である穂村弘が触れてきた絵本の中から珠玉の作品を選び、紹介していく。一冊ごとカラーの図版が掲載されており、ピュアな感性と、深い洞察から紡がれた言葉には、作者のときめきを伝染させる力が宿っている。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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