本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309415468
感想・レビュー・書評
-
澁澤龍彦さんの本を読んでみたかったのです。
動物、鳥、魚、虫に関するエッセイのような、評論のような本でした。面白かったです。
澁澤さん、どれだけ知識量あるのだろう、と驚きました。
澁澤さんが引用してくる歴史上の人物たちの記述も面白かったです。
昔の人の、よく分からない生き物への想像力、すごい。今では有り得ない、と解りますが、昔々はこれが信じられていたのだろうな。
こんな生き物がいっぱい居たら楽しい地球だと思ってしまいます。
初めて目にするような知らない漢字もたくさんで、読んでいて楽しかったです。でも図書館本なのは、虫が苦手だからです。。
でも、他の本も読みます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な生き物に関するエッセイなのかな。物語とも違うし。最初の儒艮・獏園は高丘親王航海記で既読。実に独特の世界観が紡がれているなあ。プリニウスだのアリストテレスだの引用して一見学術的か?と思えど、そうでもないし、幻想的で煙に巻かれたような?ちょっとした酩酊感。
-
没後30年フェアの1冊。
動物をテーマにしたエッセイを主に収録(〝高丘親王航海記〟からも2編収録)。
大半は既読のエッセイだが、こうやってひとつに纏まっているとまた違う味わいがある。
今年は没後30年ということで、どうやら他にも色々と企画があるようで、楽しみだ。
全3件中 1 - 3件を表示