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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309415499
感想・レビュー・書評
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面白かったです。澁澤さんの知識量ほんとどうなってるの。。
美食について書かれている第一章と、それ以降の芸術についてかかれている章、どちらも興味深いところがたくさん。
16世紀になるまでフランスではフォークが使われてなかったというのが驚きでした。
メディチ家の美食や毒物について語りながら、最終的にアメフラシの話で終わったのは笑いました。しかしウミウサギて…アメフラシのどのへんがウサギなのか。。インドのにも毛は生えてないと思うけど。
「ばさら」も興味津々です。江戸時代の統治術によって今の地味なあれこれになった、というのは面白いです。「かぶき」もいいけど「ばさら」もいいな。ばさらは精神の自在さ奔放さ…これは自分に無いところなので取り入れたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新装版。
再読だと思っていたが覚えが無い。初めて読むのか、それとも綺麗さっぱり忘れているだけなのか……。
澁澤龍彦の『食』エッセイというのはけっこうレアだが、書いていることは歴史上の贅を尽くした食卓の情景で、如何にも澁澤らしい。掲載誌が廃刊になってしまったので、量が無いのが惜しいなぁ……。
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