バビロンの架空園 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 102
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415574

感想・レビュー・書評

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  • まさに百花繚乱といった趣きの
    植物に纏わるエッセイ集
    美しさは元より獰猛な生命力に溢れて
    むせ返るような匂いすら漂う感覚
    古来より人々が花や庭に持たせた意味
    甘美さや毒々しさ
    澁澤さんの語りが魅力的で
    植物譚への興味が尽きない

  • ユイスマンス読みたい

  • 植物に関するエッセイを再編集した文庫版。
    澁澤龍彦の植物エッセイは好きな分野なので、面白く読んだ。再編集版なので大半は既読ではあるのだが……。
    吉田健一もそうだが、澁澤龍彦も再編集エッセイが増えてきたなぁ。

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著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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