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- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309415697
感想・レビュー・書評
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葬送儀礼の研究に人生を捧げる美人大学院生・鬼木場あまね。一方、彼女の指導教員である民族学教授・福満は、行き詰まった研究の代わりに、結婚に活路を見出そうと婚活に励んでいた。ある日、あまねの秘密を知った福満は、彼女を結婚相手として急に意識するように。そんな中、二人はある殺人事件の葬儀に参加することになり…。
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吉川英梨『葬送学者R.I.P.』河出文庫。
葬送儀礼の研究に人生を捧げる美人大学院生・鬼木場あまねを主人公にしたユーモラスな連作ミステリー短編集。当初はダブルキャストの片割れと思っていた指導教員の民俗学教授の福満はオマケ程度の活躍しかしない。
ミステリーなのか恋愛コメディなのか、どっち付かずのストーリーに少しがっかり。
最近、変わった警察小説を次々と上梓している吉川英梨は作家デビュー10周年ということらしい。個人的には原麻希シリーズが好み。