葬送学者R.I.P. (河出文庫 よ 20-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415697

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  • 葬送儀礼の研究に人生を捧げる美人大学院生・鬼木場あまね。一方、彼女の指導教員である民族学教授・福満は、行き詰まった研究の代わりに、結婚に活路を見出そうと婚活に励んでいた。ある日、あまねの秘密を知った福満は、彼女を結婚相手として急に意識するように。そんな中、二人はある殺人事件の葬儀に参加することになり…。

  • 吉川英梨『葬送学者R.I.P.』河出文庫。

    葬送儀礼の研究に人生を捧げる美人大学院生・鬼木場あまねを主人公にしたユーモラスな連作ミステリー短編集。当初はダブルキャストの片割れと思っていた指導教員の民俗学教授の福満はオマケ程度の活躍しかしない。

    ミステリーなのか恋愛コメディなのか、どっち付かずのストーリーに少しがっかり。

    最近、変わった警察小説を次々と上梓している吉川英梨は作家デビュー10周年ということらしい。個人的には原麻希シリーズが好み。

著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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