- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309462455
感想・レビュー・書評
-
裸のランチ同様キマってると伝わるんだと思う
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マヤの犯罪がSFっぽくて面白かった〜それ以外は描写だけは激烈に刺激的だけどポルノの意味合いにしてはつまらんかな?でもラストはなんかまたSFな広がりをかんじました。
-
カットアップという手法を使って書かれた作品で、個人的にはエルンストの『百頭女』とかあのへんのディペイズマンの手法で描かれた版画とかを彷彿とさせられました。要は文章のコラージュ。無差別に並べ替えられた文章がなんとはなしに意味深で哲学的な意味を持ち始めるのはなんとも奇妙な感触。『ウェイキングライフ』というジャンキー映画のセリフまわし(断片的で前後に脈絡はないのにとてつもなく哲学的)なんかにも近いものがあるかも。とりあえず、周囲のひとの目に触れたら人格疑われそうな単語満載なので、電車の中で読むのはやめたほうがいいと思います(苦笑)
-
言葉の一つ一つはカッコいいと思いつつ、途中から意識がとんでそのままページをめくり続けた感じ。
-
うんうん。よくわかんないけどね。
-
悲しい時に読むもんじゃない。
でも、バロウズは何か好き。 -
カットアップという手法で書かれた小説というのを一度読んでみたかった。
どろどろに煮詰めた舞城王太郎みたい。 -
「裸のランチ」で有名な〜あのバロウズの最も難解な小説。
絵画で言うとコラージュで制作されている。
技法は雑誌か新聞でも切った断片を適当に繋げて文章にしたり、
ただ単に折り込んで、その折り目折り目の文字の羅列。
音楽のジャンルに『ヘヴィ メタル』と言うのがあるが〜
これは元々バロウズの「裸のランチ」に出てくる言葉から来ている。
もう一つの代表作の「ジャンキー」は所謂、ヤクチューの事だが、
彼は1950年代のビートニク文学ムーブメントの巨人で教祖。
いわばピッピーの神様である。
現在まで、殆どのロックミュージシャンは、彼の影響を受けている。
ロバート・ワイアットやアラン・ホールズワースが、在籍したイギリスのサイケデリックバンド〜
ソフトマシーンは勿論、この書籍からで、バロウズに許可を得て名付けたとされる。
文章内容はシュールレアリスムの巨匠〜
アンドレ・ブルトンや、マッソンがやった、オートマチズムに似ている。
同じ技法の書は、あと2つあり、これは翻訳されていないはず。 -
色とりどりのジャンクなお菓子を味わうみたいに
口の中でころがしたい
キチ○"イっぷりもソフトでわりと読みやすい〜
囚人のカタコト会話がなんかカワイイね