クライム・マシン (河出文庫)

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制作 : 好野 理恵 
  • 河出書房新社 (2009年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309463230

クライム・マシン (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ジャック・リッチー、大好きだ。

    同じ題名の単行本を半年くらい前に図書館で借りて
    読んだのだけれど、
    文庫になっているのをみてドキッとなった。
    その日は「カーデュラ探偵社」の方だけ買って
    帰ったのだがどうしても気になって、
    次の次の日、違う本屋さんで見つけてやっぱり買った!

    単行本に入っていたカーデュラの探偵シリーズは
    別の文庫にまとめられ(「カーデュラ探偵社」)、
    この文庫には「記憶よさらば」が新たに収録されている。

    結末も知ってる、あるいは読みながら思い出す、
    それでも良くできたお話には、わかっていても
    「そうそう!」と確認する楽しみがある。

    「ルーレット必勝法」
    カジノを経営する主人公、
    毎夜毎夜、『ルーレットの必勝法を知っている』
    と言う男が店に現れるようになり…

    「旅は道づれ」
    旅に出る飛行機で出会った女のひと同士、
    お互いがお互いを下にみている感じ、
    相手の話なんて全然聞いてないところが面白い。
    そして、突然「ん??」となる瞬間が…!

    ジャック・リッチーの趣味は
    ターンバックル刑事と同じクロスワード・パズル。
    一時私立探偵をしていたときもあったとか。
    そんなのもなんだか面白い。

  • 短編集。ヒッチコックが絶賛した作家らしいが、生前はあまり評価されていなかったとか。まあこういう作風で高い評価を得るのは難しいだろう。
    表題作でもある「クライム・マシン」を読んでいる時は、実はそこまでとは思っていなかった。勿論内容は面白いし、発想はすごいなと思ったが、展開としては大体予想通りだなあという印象。
    但し、それは最後の4行を読むまで。
    読後何とも言えない余韻が残り、こう締めるか!と素直に感心。
    他の作品もどれもいい意味で予想を裏切られて非常に楽しかった。同著者の作品で他にも文庫化されているものがあるらしいので買ってみよう。
    特に気に入ったのは「歳はいくつだ」「日当22セント」「殺人哲学者」「旅は道づれ」「エミリーがいない」。

  • 軽妙な語り口と奇抜な発想が光る短編14編。短篇ミステリーの名手、ジャック・リッチー名作選!

    面白かったが、ときどき「削りすぎでは?」と思うところもあった。説明不足という意味ではなく、もう少し作品に流れる空気の描写をしてほしい、というか・・・。会話などが「跳んで」いるように感じ、少々不自然に感じてしまうところがあったのだ。

    とはいえ、どの作品も発想と、オチに至るまでの手腕が素晴らしい。
    奇抜な発想ながら、きちんと説得力のある短編集で、ストンとした「落ち」の感覚が心地よい作品が多かった。なかにはブラックなオチも含まれているが、決してグロテスクだとか不快になる類のものではないので、安心して読める。
    私が特にびっくりしたのは、「ルーレット必勝法」、「歳はいくつだ」、「日当22セント」。特に「日当22セント」のオチには笑ってしまった。こういうオチは好みだ。「記憶テスト」もよかった。どちらかというと、ミステリーとして正当なオチよりも、余韻の残るオチのほうが好きだ。

    というわけで、ケチをつけるところがない短編集なのだが、しかしどうも私には痒いところに手が届かない歯がゆさがあって、☆3つ。
    どうやら文体が合わないらしい。もともと私は饒舌な文章が好きなほうなので、なにか物足りなく感じてしまうのだ。発想も手腕も素晴らしい作家だとは思うのだけれど・・・。
    こればっかりは好みの問題だから、仕方ないのかもしれない。

  • とにかく読みやすい。

  • さくさく読めて、ちょっとしたオチが効いた短編集。

  • 逆説的だが、安心して読めるミステリ。現代的な水準で言えばどんでん返しをもう一つ二つ欲しいところだが、各編、この短さで一発でスパッと決まっているので読み心地が良い。7.0

  • まぁまぁ面白かった。
    めちゃくちゃ面白いわけじゃないけど、どこか味わい深くて読後に少し何か残る感じ。
    嫌いじゃない。

  • 楽しい短篇集。

  • 面白かった!盛りだくさんの短編集でかなり良く出来ていて面白かった。この作者の他の作品も読んでみたいと思った

  • ミステリー短編集。
    先が読めてしまう話が多いのが残念だった。
    基本アンハッピーな内容。

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