感情教育 上 (河出文庫 フ 9-2)

  • 河出書房新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309463247

感想・レビュー・書評

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  • ○(上下2冊):フローベールの代表作の一つ。青年フレデリックの恋愛と運命を通して二月革命を中心とするフランスの歴史が語られる。

  • 私が持っている山田爵氏が翻訳したフローベル氏の著書
    は、この「感情教育」上下巻と「ボヴァリー夫人」だけ
    です。

    ああ、もっと山田爵氏の著作が読みたいよー。

  • レヴュは下巻にて

  • 19世紀フランスで、しょうもない学生が人妻や娼婦や地元の田舎娘追い掛け回しつつ、様々な人間と交流するという面白くもない話なんだが、そもそもエンタメ小説ではないし、扱われているテーマは多彩であり、現代にも通じるものがある。脇役のキャラもそれなりに個性的で、各々の人間模様は興味深い。あらすじはわかっているので、下巻のストーリー的な楽しみはないんだが、いわゆる「教養小説」とは何か?を経験できればと思う。

  • 初めは翻訳がところどころ鼻についたが、徐々に文章のリズムが心地よくなってくる。面白いことにかわりはないが、人物がいまいち完全に把握できない。

  • ちょっと訳で気になるところがあったので、後で調べておく…。
    こっちが正しいのか、前に読んだのが正しいのか……(人の)名前を訳者がねじ込むとは考えられないから、前に読んだ方が正しいんだと思うんだけど。
    それだったら微妙に許せないなぁ。そりゃあ、あんなところ略したって、物語にいささかも影響ないんだけどさ。どうせ注が必要になる名前×2でもあるし。

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著者プロフィール

1821年生まれ。19世紀フランスを代表する小説家。主な作品に、本書のほか『ボヴァリー夫人』『聖アントワーヌの誘惑』『サラムボー』『三つの物語』『紋切型辞典』『ブヴァールとペキュシェ』など。

「2010年 『ボヴァリー夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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