ギフト 西のはての年代記Ⅰ (河出文庫)

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制作 : 谷垣 暁美 
  • 河出書房新社 (2011年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309463506

ギフト 西のはての年代記Ⅰ (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 静かで示唆的なお話。自然環境の厳しい高地に住み続け、長(ブランター)の家族に代々受け継がれる異能(ギフト)をもって一族を治める人々は、低地の町で暮らす人たちからは魔法使いと恐れられています。ギフトはその部族ごとに様々な働きをし、父から息子へ、母から娘へと伝わり、部族同士の相性により強く伝わったり弱まったり。これは低地の娘を娶った長の息子、オレックの物語。一族が持つ「もどし」のギフトはその命が無かったことにしてしまう破壊の力。オレックの幼なじみの少女グライがとても魅力的でした。ゲド戦記と同じく、繰り返し何度読んでも面白いと思います。

  • 子どもの頃から
    ハイファンタジーをあまり好まなかったので、
    児童書の中で、1番、腰の上がらないジャンル。

    読もうと思ってから、数年経過し・・・
    ようやく手に取りました。

    前半の回想部分(というか、すべて回想なのだけど)の、
    部族の名前やら、その力やら、地名やらが、頭に入らず、進まず、
    こんなに読解力なかったっけ?と思いながら、
    読むのをやめなかったのは、ひとえに、ル・グウィンへの信頼ゆえ。

    そうこうしているうちに、半分も過ぎた頃には、
    いつのまにか、ひきこまれ、大きな満足とともに、読み終えました。
    さすが。

    もうちょっと、わかりやすい地図とか
    登場部族の説明とかが、巻頭にあればなあ・・・


    次もおもしろいことはわかっているので、
    読みたいのだけど、いったん腰をおろしてしまうと、
    また、なかなか上がりません。

  • とてもとてもやさしくおだやかなひとびとのなかにも苦しみや悩みがありそれが怒りを産み出すこともあるのだ、ということを知る、という経験がひとを成長させたりもする、と考える。
    そういう大事なことをぼくたちはたとえばこういう本を読んで思い出す、追体験する、と声を大にして言いたくなる。
    あと、サガ・フロンティア2というゲームのことを思い出した。

  • 2016/10/2購入

  • 力をもたないものに力のあるものの気持ちがわからんように、力あるものは力がないものの心の中なんてわからない。

  • だいぶ前に読んだ時は原文で読んでて、(日本語でも読んでたかもしれない)二部三部がみどくだったので一部から。もう英語で本を読む体力はない気がするけど、原文が読めたら楽しいのも確かだ。カスプロマントの「もどし」のギフトは "undoing" となっていて、日本語で読んだ時より怖い感じがした。好きな箇所はオレック母が蟻の物語を語る場面とか。ギフトのギフトのこととか。

  • 魔法の力“ギフト”が存在する世界。「西のはて」を舞台としたファンタジーです。貧しい領国の跡継ぎとして育てられた少年オレックが、周囲の大きすぎる期待や、自分の能力への疑問、親との関係など、八方ふさがりの状況に苦しみながら、それを乗り越え、自分自身の生き方を見つけ出す姿に感動します。現実には、存在しない世界を作り上げた作者の筆力に圧倒されます。
    【姫路市立城内図書館】

  • 積読山から発掘。いったいいつ買ったんだか。

    オレックの苦悩がひしひしと感じられる第一巻でしたが、つらい旅が始まるのか…。

  • (「BOOK」データベースより)
    “西のはて”の高地は、代々、ギフトと呼ばれる特別な力を受け継ぐ領主たちが治めていた。カスプロ家の跡継ぎである少年オレックは、強すぎるギフトを持った恐るべき者として、父親に目を封印される―。遥か遠い“西のはて”を舞台に少年少女の運命と成長を描く、巨匠ル=グウィンの新たなファンタジー・シリーズ第一作。

  • 葛藤、試行、対決、触れ合い、悲しみ、悼み。一人の青年の中に嵐が吹き荒れる。それはまさに思春期か。最終盤の引き込みは凄かった。グライがとびきり魅力的だ。

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