本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309464039
感想・レビュー・書評
-
「花言葉」が読みたくて買った、主に高尚で観念的なものたちに対してそれらが内に秘める不定形の実体をあばき出して突きつける感じ、三分の一ほど読み進めたあたりからようやくわかってきた、絵を描くことはまず対象の破壊だというのは確かにそうだなと思った
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バタイユの芸術観みたいなのが垣間見えた。
-
バタイユが主宰した雑誌「ドキュマン」で彼が執筆した記事だけを集めた1冊。正直、難解すぎて素直に理解できないものが多く・・・私がバカになったのか、この頃のバタイユが理屈っぽかったのか(苦笑)
比較的すんなり面白いと思えたのは「供犠的身体毀損とフィンセント・ファン・ゴッホの切断された耳」でした。余談ですが日本のヤクザの「指を詰める」という行為をもしバタイユが知っていたらこの理論とどう絡めて解釈するだろう?と、どうでもいいことを想像。 -
バタイユが主宰した異様な雑誌「ドキュマン」掲載のテクストを集成、バタイユの可能性を凝縮した書『ドキュマン』を気鋭が40年ぶりに新訳。差異と分裂、不定形の思想家としての新たなバタイユが蘇る。
全6件中 1 - 6件を表示