- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309472843
感想・レビュー・書評
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・9/某 明治時期の大衆雑誌や奇書に掲載された漫画の集大成.坂田明に似た顔の著者が実際に反骨と風刺精神で刊行したものばかりだ.外骨が本名というのもどうかと思うが.
・10/21 ようやく読了.昔ということもあって当時の時代背景を考えながらということもあって、なかなかジョークの裏に隠れているものが何かに気付くのが難しい.圧倒的に面白いというものではないだろうが歴史的資料の価値はあると思う.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういうの、大好きなんです。
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宮武外骨ってすごい名前。
これ、本名だとか。
明治の世を、常に辛口批評で見続けた人。
そしてそれを「滑稽新聞」という新聞を通して
外へと発信し続けた人なのです。
あまりにも過激すぎて、入獄することなんと4回!
そんな外骨との出会いはNHKの番組「歴史秘話ヒストリア」。
この番組を見た後、すぐに注文しました。
「滑稽漫画館」という題名のとおり、
漫画で表現してあるので
明治時代の書物としてはとっても読みやすい。
批判の対象がとてもわかりやすい。
今の時代にも通じるものがあり「くすっ」と笑えます。
ただ、漫画に注釈がないので
その漫画がどういう意味なのか、
どこで笑えばいいのかわからないものも。
(時代が違いすぎて…)
漫画に注釈、というのも変な話ですが、
説明つけたほうが面白いかも? -
河出文庫
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宮武外骨、好きです。滑稽新聞復刻版を買おうかと思ったくらい(高いんです!)。
でもこれは・・・。ちくま文庫の「学術小説 外骨という人がいた!」を読んで好きになったのですが、これは似た気なものばかり収録されていて、外骨を知らない方は、ちくま文庫の方をすすめます。 -
明治の奇人、宮武外骨。
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明治の大奇人。宮武外骨の滑稽本。
この人もっと知名度があってもいいと思うのですが。
エログロナンセンスシャレ風刺てんこ盛りの一冊。 -
骸骨という人がいたのご存知ですか?