世界の紛争地図の読み方: どこで起きているのか、なぜ対立しているのか (KAWADE夢新書 163)

  • 河出書房新社
3.14
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309501635

作品紹介・あらすじ

新ユーゴのコソボ、パレスチナ、北アイルランド…。東西冷戦の終結以降、国際社会をもっとも脅かしているのは民族対立や宗教対立だ。今この瞬間にも血で血を洗う紛争が起きている。なぜそれほどまでに憎しみ合い、殺しあうのか?!現在進行形で揺れ動く情勢と、歴史的根源にスポットを当て、豊富な地図で読み解く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「世界中でまだ紛争が続いてるんです!」って言ってしまった時に「いつ?どこで?」と返された時のために読んでおく用の一冊。東ティモールで100人、アルジェリアで400人、エリトリアで500人。アイルランドで3,000人、チェチェンで8万人、ボスニアで20万人、スーダンで100万人、ルワンダで100万人。フィジーで、ニューカレドニアで、パプアニューギニアで。わかっていたつもりだったが、こうして延々と現実を突きつけられるとさすがに重くて苦しくて辛い。その原因については『不幸な家庭はいずれもそれぞれれに不幸なものである。』の言葉通り、植民地政策の残滓、二次大戦の名残、冷戦の爪あと、政治、宗教その他もろもろ。正直それを知ったところでどうすることもできないし、知らなくても日本でならば日々平穏に生きていけるが、世界・人類について語るならば避けては通れない。本書の発行は1999年。それから15年、何が変わっているのだろうか。

  • 中東とかの有名な話ではなく、オセアニアやアフリカなどの話を知れたのは収穫です。むしろその辺が知りたかったので後はじゃまくさく思いました。

    わりかし表面的な話に終始しているので、題材のわりに引き込まれず、盛り上がりにかける、というのはありますね。

  • 2010年2月17日(水)に読んだ。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1983年に設立された、書籍の企画制作集団。幅広い情報網と縦横無尽の機動性を活かし、数々の話題作を生み出してきた。なかでも、旅行やビジネス、海外情報、博学知識などの分野を得意とする。

「2018年 『九州の城下町を古地図で歩く本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロム・インターナショナルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×