ものごとに動じない人の習慣術 (KAWADE夢新書) (KAWADE夢新書 350)
- 河出書房新社 (2008年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309503509
作品紹介・あらすじ
一本芯の通った、強い精神の持ち主が心がけている習慣とは…仕事や人づき合いの悩みを解消する本。心のポケットにしのばせておきたい珠玉のアドバイス集。
感想・レビュー・書評
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確かに既に聞いたことや、さらにその深いところを知りたいのにとも思わされるところもあった。
著名人の例がテーマごとに出ていているのは、いろいろな分野の人の意見に触れられて良い。心理学を織り交ぜながらどのように日々悩みや感情に対処していけば良いかが書いてある。
・失敗が少ない人は体の疲れのコントロールに気を配っている
・あとみよそわか: 立ち上がったあと、身辺に目を配り、ざぶとんを整える、のようなこと
・コラム法(悩みが出たら、紙に書き出して整理すると消えやすい)
1 状況(例:会社に行きたくない)
2 感情(どんな感情かを書き出して、
%で表す)
3 自動思考(その時おもいついた思いがあれば書いて%で表す)
4 別の考え方・見方
5 結論
・小さなことをひとつひとつ手抜きをしないでやってみると想像以上に自分に自信がつく
・フランフラン創業社長 高嶋さん「足りないものを数え上げるのではなく、今あるものを数えて、それで勝負する」
・カネボウ知識さんの挫折から社長まで
・逆算時計の利用
・モチベーションを維持するコツはいかに楽な気持ちをキープするか
・脳科学者茂木さん「脳には近未来を予知する力がある」
・将棋の羽生さんは、試合中手が震えてしまうことを受け入れて、相手に勝負の一手をまさにするところだという印象を与えることができた。
・寝る前に反省しない。上質の睡眠ができるようなことしかしないで良い
・自分の気持ちが高ぶるのをまつ(ポジティブに無理になろうとしなくてもいい)
・自分を失ったら、こどものころを思い出してみる、子供のころ好きだったことなど。
・良い指導者、尊敬できるモデルを持つ -
心の整理には役立ちました。
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【プロローグ】
失敗や不安の中でも心の平穏を保つことができれば、
自分らしく生きていくことができるようになる。
そのためには様々な状況における心の対処法を身につける
ことが必要となる。
【本文】
・興奮したとき、失敗したとき
⇒時間を稼いで冷静になる。
・怒りが爆発したとき
⇒怒りの爆発は一瞬なのでそれをやりすごす。
⇒口をきかない。手紙を書く。
・一日の終わりに振り替える。
・不安を感じたとき
⇒不安は先行きが見えないことから起こる。
不安を無くすには不安をすべて書き出して1つ1つ取り除くしかない。
⇒日程表を作る
⇒今の状況を丁寧に書き出す。
「なりたい自分」の端っこは今の自分と接点がなければならない。
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・あがったとき
⇒あがっている自分を認める
・コンプレックス
⇒コンプレックスは自意識過剰の裏返し。コンプレックスになやんでいる間はそこから抜け出す道はない。
ほかのことに夢中になり、忘れる以外ない。
・失敗したとき
⇒結果を受け止めて次への出発点にする
・焦って背伸びをしてしまうとき
⇒自分を過大評価しても、過少評価しても、心の平穏が些細なことで乱れる。
自分を客観的に評価できて、成長の出発点に初めてたてる。
無理をしている姿は周りにぎくしゃくした印象を与える。
欲張らない、と決めてしまえばらくになり、周りにいい印象を与える。
・ひとりで心細いとき
⇒人は心に不安、おそれがあると、誰かと一緒にいたくなる。
また、他人に対する採点が甘くなる。
・衝動的な行動は十中八句失敗する。クールダウン期間を設ける。 -
内容は…薄い。。
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2011/1/25
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日々出会う様々なシーンにおける心の対処法を教えてくれる一冊。
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「怒り」が湧いてきたら強制終了させる
失敗などない。いつもあるのは、結果だけだ
寝る前に「今日もいい一日だったとつぶやいて寝る」 -
人生に成功や失敗はない。あるのは、ただ結果である。
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比較的当たり前の事が書かれている。
為になる事もかかれているが、目から鱗、と言う程の真新しい事は書かれておらず、軽い気持ちで読み進めた。
個人的にはフィリップ・マグローの方が斬新で、説得力があったように思う。