- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309503929
作品紹介・あらすじ
「金縛り」は、なぜ起きる?「書き間違い」や「言い間違い」をしてしまう理由は?…など、誰もが思いあたる"不思議な体験"の謎に最新の脳科学はどう答えるのか?「脳のシステム」を"逆手"にとった勉強法や記憶術、運動能力を開発するヒントも満載。
感想・レビュー・書評
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霊的体験の説明から始まって、途中は、さまざまなQ/A。知っているものも多かったが、きっちりさまざまな文献をもとに回答が書かれていてまたわかりやすくてよい。そのあとの勉強法やスポーツをうまくなる方法についても、脳の特性をいかしたやり方をさまざまな文献をもとにしてわかりやすく説明しているので、興味深く読めた。いい本。
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人の中枢と考えられる脳も、他器官と変わらぬ一器官であり、様々な条件づけによって動かされるものだいうことを認識し、積極的に脳を操っていこうという呼びかけのためにまとめられた本であるらしい。
出典紹介など丁寧なのだが、ときどき専門用語で分かりにくいことがあり、目の前で筆者が語ってくれていたらなあと思ってしまった。週ごとの講義という形などで聞けると、さらに身近に感じられそう。時折のユーモアも親しみやすかったので。
どちらかといえば、散漫としがちな前半とは別に、「ドリるん」など筆者自身の開発成果の実際、効果などについての部分だけで一冊あっても良いかも。既に出版されているのでしょうか。 -
最近の脳科学的な研究成果が、広く浅くまとめられています。前半は一般の方が感じそうな素朴な疑問に脳科学の見地から回答するという形が取られています。後半は、参考文献がなく、おそらく本人の研究によるスポーツや教育への脳科学の適応について、書かれています。それなりに参考になるとも言えますし、また単純化され過ぎているような気もします。
全般に広く浅くとなっているためか、表面をさらってる感じで、短くまとめるために、言葉だけでは研究内容が分かりにくいものがある気がします。深みのようなものが感じられないとも言えます。 -
色々な脳の反応について「どうしてそうなるのか」を説明します。イメージトレーニングはどうして効果があるのか、など。表題と内容が必ずしもリンクしていないのが残念ですが情報量は凄いです。