世界文学全集 39 ヘミングウェイ 誰がために鐘は鳴る

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制作 : 大久保 康雄 
  • 河出書房新社 (1961年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309600390

世界文学全集 39 ヘミングウェイ 誰がために鐘は鳴るの感想・レビュー・書評

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  • 読んでいると情景がどんどん目の前に現れてきて、すっごくすっごく面白かったけど読んでて死にそうだった。
    ほんと死にそうだった。

  • 談話室の引用タイトルで教えていただいた本を年末年始の帰省中に母の本棚から拝借(当然生まれる前の出版!)。こちら表題の元ネタは英国の詩人ジョン・ダンの言葉から。

    舞台は1937年、内戦中のスペイン。アメリカ人ながらスペイン語教師だったため義勇兵として人民軍に協力しているロバート・ジョーダンが、橋梁爆破作戦のためにおもむいた場所で現地のパルチザンやジプシーたちと作戦実行のために協力しあう。上下二段組500ページの分厚さながら、描かれているのは作戦実行までのわずか4日間足らず。その数日でファシストに両親を殺され凌辱された娘マリアとあっという間に恋に落ち、仲間たちとの信頼関係、裏切り、回想、など盛り沢山で実に濃ゆい。

    映画ならきっとロバート・ジョーダンとマリアの恋愛がメインになっているのだろうけれど、原作はそうでもなかった印象。個人的には最初は胡散臭げだったゲリラ隊のメンバーが、主人公と信頼関係を築いていくにつれて個性を発揮してイキイキしてくるのが面白かった。好きだったのは女ボスのピラール。もともとはリーダーだった旦那を差し置いて部下の信頼を集め、まあ野蛮ちゃあ野蛮だし下品っちゃあ下品なおばさんなんだけど、決断力と義侠心があり、最後までタフでぶれないとことが魅力。マリアに対してだけたまにみせる母性にもぐっときました。

    最終的に、彼らのしたことは戦争にたいした影響はもたらさないし、大きな歴史の流れの中で彼らの誰が生きようが死のうが何も変わらないのだけれど、一人一人にはそれぞれの人生があり人間味にあふれている。主人公のヒロイックな性格にはあまり共感できなかったけれど、読み応えはありました。

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