みえない未来相談室。―すきなコトを仕事にする方法 (14歳の世渡り術)
- 河出書房新社 (2008年4月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309616483
作品紹介・あらすじ
ぐるぐる悩んだ先にはわくわくするコトが待っている。10代は、苦しいくらいで、ちょうどいい。
感想・レビュー・書評
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悩める10代に寄りそう、もっと自由に好きを大事に生きてもいい(生きなくてもいい、自分に合っているかが大事)と伝えてくれる本。五年の会社勤めの後、二人で好きなことを仕事にしてきたkmpの二人が、かつて10代だった自分たちに伝えることがあるとしたら、と仮定して、綴ったメッセージ。イラスト多用で読みやすく、手描きの文字、丸い曲線に温もりを感じて、優しい気持ちになれる。
10代どころか50代でふむふむと励まされるのもどうなのよと思いつつ、いくつになっても、大人ではなくて自分だし、苦手なことは苦手だし、好きを大切にしていい。そんなメッセージが読めてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イラスト多めで軽く読めるんだけど
少しずつ読む方が考えられていいかな
ずいぶん大人の自分が読むのは
ヘンかな?とは思いますが
やりたい事がわからなくても
それと近い事をやっていれば道が拓ける?
大人になっても当てはまるかもしれない! -
漫画で読みやすい
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そう、大人になったらできるようになるんだな~っておもってできてないこといっぱいある。
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わりと本音が整理されていて、心地よい。
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中学生や高校生の頃こんな本に出会えてたら良かったのにな。
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未来の見えない大人の状態で読んだけど
「子供向けだから使えない」部分とかは無い。
今も自分が思春期的なぐるぐると大人的な考えを
行ったり来たりしてるからかなー
割と余白のある構成で散文的な印象もあるけど
その隙間に色々考えさせてくれるので薄くない。
「貧乏って、コワイですか?」のページでは、
私は貧乏を想定する時は
それが原因でしぬとこまで考えるのでそりゃ怖いんだけど、
ここでの貧乏は生きられる前提の貧乏なのかなーと思った。
ご本人たちはそういう不安は無かったんだろか。
しかし金もーけプロジェクトの頃と比べると
いいもの食べてらして感慨深い… -
結局何が書いてあったっけ、とよく覚えていなかったりするんだけど、お二人の本のちまちましている感じ、1つのページにぎっしり詰まっている感じが好きです。表紙とか帯とか見返しのとことか細かくこだわっているところも好き。本作りをとても楽しんでいるのが伝わってきます。それで需要があって、仕事になっているんだからすごいです。
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k.m.p.は旅本しか知らなかったけどこういう本もあるんですね、けっこう好きでした。
こんな自由な生き方ちょっと
憧れる。
結局お二人の肩書は何になるんでしょう?笑
「なりたい職業が今の世の中に存在しなかったら、自分で創ればいい。(チャンスとも言える)」 -
甘い言葉はあえてくれない、親切な本だった。
でも14歳よりは、大学生になるくらいで響きそうな本だと思いました。