差別をしよう!(14歳の世渡り術)

  • 83人登録
  • 3.00評価
    • (1)
    • (8)
    • (13)
    • (6)
    • (2)
  • 20レビュー
  • 河出書房新社 (2009年9月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616575

差別をしよう!(14歳の世渡り術)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 図書館で借りて、本日読み終わりました。

    まず、タイトルにグサっときましたよね。こういう本はなかなか無かった、というのもそうですが、改めて「差別って何だろう?」と問い直されるような、そういう衝撃が脳髄に走りました。

    ただ、内容を読んでみて、どうもホーキングさんの「差別しよう!」と呼びかける理由を尋ねてみると、どうも「自信を持つ」ということらしい。比較を通して自分を知り、他人を知るのだと。そこで「あいつより自分は恵まれているんだ」という思いは、自分に自信を持つために大事なんだと。だから、悪平等ではなく差別なんだと。

    それって、本当の自信につながるのかなぁ。。。
    読後、そんな感想が漏れました。率直に言って、他人との比較による自信なんて、もっと恵まれた人間によっていとも簡単に崩れる類のものだから、ほとんどアテにならない気がするのですが。

    ただ、「平等」こそ正義だと言わんばかりに、誰も望んでいないところでやたら平等を煽る妙な人権意識はあると思います。それに腹を立てるホーキングさんの気持ちも、分かる気がします。

    問題は結局のところ、それぞれの人が、「それぞれ固有のもの」だらけの身を生きる中で、どこが「平等」なのか、どこで「差別」がない方がいいのか、きっちり判断出来てないことのように思うのです。だから、平等であるべきところで平等でなく、平等でなくていいところで平等にしようとしてしまう。「差別」と「区別」をごっちゃにしている。あと、「平等」と「平均」をごっちゃにしているやり方とかね。

    私はやっぱり、差別の必要がなくても、自分に自信を持つ道はあると、そう信じてますけどね。

  • 361.8

  • 図書館で借りた

    自分に自信を持つために、相手を差別していいんかいな?と思う。
    多分この人の言ってる差別とわたしが思ってる差別ってだいぶ違う。

  • (2013-05-11)

  • 頭がいいから説明できるんだよね
    言葉を持ってれば強いよね、その意味で著者は強者でしょ
    自分の立ち位置を知るために嫉妬と差別

  • もっと重い本かと思っていました。
    読んでみた感想ですが、「差別」というよりも「他人と比べることで自分のことを深く知る」ことをしよう、と言うている気がしました。
    自分の自信を確保するために、他人を「少しだけ」見下すことも必要である、という考え方にはめちゃくちゃ共感しました。自分が最近考えていることと完全に一緒やったので、びっくりしました。
    そもそも、「差別」という言葉に根本的にネガティブなイメージがあることが問題やと思います。
    とにかく、いろんなことを考えさせられた本。
    あえてケチをつけるのであれば、もうちょっと著者の考え方を幅広く知りたかったな、と思います。前半がほとんど著者のこれまでの人生の話やったので。

  • 毒もなく、語り口調で読みやすいが内容は空虚

  • 障害者である筆者自らが「差別をしよう」というセンセーショナルなタイトル。

    障害者を平等に扱おうとすることはやめて、その差別の中で、自分が感じる感情や感覚を自分へのバネにしようと言っている。
    それは障害者や健常者に関わらず、すべての人とにおいて、だそうだ。

    「あれよりマシだ、恵まれている」、その感覚が自信にもなるであろう、と。
    しかし、その逆で、自信をなくしてしまうこともあるのだから、差別を必ずしもポジティブな行動動機には使えないと思う。

    おそらく、筆者が言いたいのは、誰しもが自分と人とは違うところがある、という”「差別」の認知の必要性”であって、「差別」することを自分や他者への支配や虐待の道具にしないということであろう。

    筆者が自分の芸に真摯に向き合うことを怖れたり、人との関係性を絶っていったのは、障害者かどうかではなく、自分の弱さだったという。
    自分の力でなんとかしようとしなかった姿は、筆者が「嫌いだ」というその「嫌な障害者そのもの」だったのだろう。

    それに向き合い、今は地道に芸人、公演活動をされているようだ。

    全体的にちょっと冷笑的でかつ攻撃的な表現が多いことや、同じ言い分の繰り返しが多く、読み物としては不快感が残ってしまう。
    文章としての体裁をなしていない感じがして、残念。

  • ホーキング青山。。。知らない。自伝的な要素が強い。もっともっと書けたはず。殿がかわいがってくれて。。。とかはまったく不要な情報。お前は何が言いたくてこの本書いたんだ?仲良しアピールか。読み手としてほしいのは差別、障害者、何ができるのかできいのか、そういう事だから。できれば書き直してほしい。

  • 人として当たり前の手助けってめんどうくさいものです。面倒くさい事に巻き込まれないようにして身を守っているんだと思う。多分かつて嫌な思いをたくさんしたから学習しているというか。

全20件中 1 - 10件を表示

ホーキング青山の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
朝井 リョウ
冲方 丁
大野 更紗
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印

差別をしよう!(14歳の世渡り術)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

差別をしよう!(14歳の世渡り術)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

差別をしよう!(14歳の世渡り術)を本棚に「積読」で登録しているひと

差別をしよう!(14歳の世渡り術)の作品紹介

冷たい視線を浴び続けてきた五体不満足芸人が訴える、「差別」を怖がらない友だち付き合いのススメ。

ツイートする