ロボットとの付き合い方、おしえます。 (14歳の世渡り術)

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著者 : 瀬名秀明
  • 河出書房新社 (2010年10月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616643

ロボットとの付き合い方、おしえます。 (14歳の世渡り術)の感想・レビュー・書評

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  • ロボットとの付き合い方を考える意味と、このジャンルの可能性がすごくわかりやすく書いてあった。
    ロボットに1からコミュニケーションの仕組みを教えようとするとき「コミュニケーションとはなにか?」→「人間とは何か?」ということを考えることになる。これは、ロボットを通して「人間とはなにか」「コミュニケーションとはなにか」を突き詰めることにつながるということ。これからの勉強がすごく楽しみになった!!
    個人的にすごーーーーくピンときた!

    早く、コミュニケーションの数量化が実現してほしいと思う。

  • 「14歳の世渡り術」シリーズ。対象は中学生以上、大人まで。

    さて、ますます発展を遂げるロボット技術。
    ぼくたちはどんな風に付き合っていくべきだろうか。

    付き合い方を考える上での重要ポイントは3つ。
    1. ロボットのデザインは、僕たちの想像力に縛られる
    2. ロボットには、厳然として実体が存在する(技術的限界、安全性の確保、正確な動作の保証…といった現実的な問題に直面する)
    3. ロボットは、現実と空想が螺旋階段をつくって共に発展を遂げてきた
    この3点を念頭に置いて、ロボットとの様々な付き合い方が語られていく。

    ぼく自身は、想像力を発揮して世界を導くアーティストでもなければ、手を動かして理想を実現するエンジニアでもない。
    それでも、特に興味深かったのは、第3章。
    「どれも、機能を特化し、人間の役に立つべく、開発されたロボットたちです。 … 必要に応じて、ロボットと人間が協力することが前提になっています。
    そう考えると、たとえば「ロボットが人間の仕事を奪う」なんてこともあるわけがない。介助ロボットが発達したとしても、看護師や介護士の仕事は無くならないでしょう。いや、むしろ、より高度なスキルが求められるようになるかもしれません。
    重要なのは「本当に役に立つことって何なんだろう」と考えること。」(p.104-105)

    人間同様、ロボットも適材適所。特徴や適性に合わせて、社会をデザインすればいい、という考え方は多くの人と共有しておきたい。
    本に載っている例示は古くなっても、この考え方は普遍だと思う。

    何となくロボットを怖がっている人に、そっと差し出したい一冊。

  • 瀬名秀明ってアレでしょ?「パラサイト・イブ」とか書いてたエログロナンセンスSF作家でしょ?
    っていう人や、ロボットものの物語や情報に触れたことの無い人には、物凄く良い本なのでは・・・ないでしょうか。

    瀬名さんの他の本を読み込んでる人にとっては、重複する内容だらけで、あまり新鮮味は無いでしょう。

    ただ、瀬名さんは、少年少女に語りかけるように書く文章が一番素敵だと思います。大胆かつ謙虚な感じ。夢や未来を語るときには一番のフォームだと思います。

  • 体調悪い時になんかむずかしめな本読みたいなーと積読棚からあさりました。やっぱり瀬名さんのこの難しいことを分かりやすく書く筆力はすごいね!

  • 中学生向けに書かれており、ロボットを研究することが社会的に人間的にどのような意味があるのかを考えることができる本。
    進学やつきたい職業を考えるうえで参考になるのではないかと。
    働いている人向けの文章構成にはなっていない。

  • ロボットという存在に人が不穏さを感じるのは、非生物でありながら関係性を求めるところにあるのだろうか。自分が子供のころに読んでいた「ドラえもん」の中の未来はまだ完全には実現していない。あんなこといいな、できたらいいなと思いながらも「アトム」のロボットの反乱を思い出してしまった。

  • 著者である瀬名秀明氏は、1968年生まれの作家。
    ほぼ同年齢。
    したがって、経てきた環境が違ったものであっても、それらは「なんとなくわかる」。
    これは、「ロボットとは何か」ということを、14歳の子どもたちに向けて書いているわけだが、わかりやすくて良かった。
    共感できる部分、そして、目から鱗な部分もあり、私も自分でロボットを製作してみようか、などと一瞬であろうと本気で考えたのだから、すごいと思う。(^^)

  • ロボットってなにか、ロボットに出会ってみる、などいろんな切り口でロボットについて教えてくれる本。ロボットの未来を考えることは、実は人類そのものの未来を考えるってこと。理系じゃなくても楽しめるロボット入門の好著です。

  • 子どもの為に買った本なのに、自分がのめり込んでしまった。ロボットとの付き合い方、ロボット学というとは何なのかを分かりやすく教えてくれます。ロボットと人間がこれからどんな関係になって行くのか、楽しみになりました。

  • 「ロボットを考えることは、未来を考えること」。
    身近で話題になったロボットから、最先端のロボット研究などを通して、ロボットと私たちの未来を考えている1冊。

    作家の瀬名秀明さんが共著で書いているのもあって、面白かったし読みやすくもあった。アニメや映画などのロボットもちゃんと取り上げているのも話題の幅が広くて良し。
    「ロボット」と聞くと、理工系の難しいものを想像するけど、全然そんなこともなく。文系の人間にも分かりやすかったと思う。
    特に「ロボットを考えることは、未来を考えること」という言葉の説得力が半端ない。最初から最後まで一本筋の通ったキーワードでした。

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ロボットとの付き合い方、おしえます。 (14歳の世渡り術)の作品紹介

それは「人間とは何か」を知る近道だ。宇宙探査、災害救助から介護の現場まで、人気SF作家が最先端のロボット研究を通して、未来への関わりかたを一緒に考えます。

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