- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309616995
感想・レビュー・書評
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■1000人以上にインタビューしてきたキャスターによるインタビュー術。
■人にモノを聞く/質問する/インタビューする、というスキルを身に付けたい方には実践的な話法が書かれている。
■5章立てになっているが、特に3章/4章/5章の「」で囲まれた部分だけを読んでも、話法として実践的に役立つ。
■テレビで見る松原さんの優しい語り口そのままに書かれていて、読んでいると松原さんの声が聞こえてきそう。
■「人の心は豊かな森。そこに分け入っていくのがインタビューです。コミュニケーションに悩んだとき、自分をどう表現すればいいのか迷ったとき、この本が何かのヒントになればうれしいです。」まさにこの言葉が、この本の中心にある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビのディレクターやキャスターの著者による中学生向けに書かれたインタビュー術
インタビューや聞くことについて、とてもわかりやすく、そして、より本質的なところまでまとめられている。
エピソードの分量も多くなく、優しい言葉使いで、重要なことがたくさん盛り込まれている。
そこいらのビジネス書を遥かに超えている。 -
インタビューをする前に読んだ、プロの体験談だからこそ、リアルなインタビューの裏側が知れてよかった。
質問は問いである -
編集者という職業を生業にしているのですが、なんとなく自信のなかったインタビュー。自身が勤めていた会社は体育会系で、見て習えが主流だったのもあり、言葉できちんと、インタビューはこうあるものという指導は受けていなかった面も大きいかと思います。なので自然と手にとってしまった一冊。インタビューの本質を知ることができたと思います。「人の心は豊かな森。そこに分け入っていくのがインタビューです。コミュニケーションに悩んだとき、自分をどう表現すればいいのか迷ったとき、この本が何かのヒントになればうれしいです。」
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「インタビューって、単にファシリテーションをするだけではなく奥が深いことだ」と気づいたのが昨年夏頃。業務でも話を引き出すことは単に計画通りには行かないと感じていたところで、この本をプレゼントしてもらいました。
14歳の世渡り術シリーズということで、丁寧に、やさしく書かれているのですが、だからといって侮ることなかれ。著者の今までのインタビュアーとしての経験で得た知恵が余すことなく書かれています。依頼の仕方というインタビューの前段階から書かれていることからも伺えるとおり、「インタビュアーとして、インタビューする方へどのように向き合うか」を教えてもらえました。
聞き出すためのテクニックみたいなものにも触れていますが、何よりも相手への興味や敬意が大事。
最後のインタビューは心に分け入っていく行為との解説を読んで、心理学におけるインタビューを思い出しました。もちろん治療のための面接ではないのですが、ある種同じような心の過程を経るのかもしれないです。
あと、人間力って、分かるようで分からない言葉だよなぁ。 -
多彩な著名人とのインタビュー経験を通して、われわれが活用できる技術やコツを簡潔に伝授。
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