民数記 全集・シリーズ七十人訳ギリシア語聖書

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309621647

作品紹介・あらすじ

現存する最古の聖書原本のひとつであり、史上初めて体系的にまとめられ、広く使われていた「古代キリスト教世界の欽定訳聖書」を、本邦初訳した歴史的出版。旧訳聖書研究、新訳聖書研究、ユダヤ教・キリスト教史研究から死海文書研究やギリシア・ローマ史、日本における聖書翻訳史に至るまで、広範囲にわたって必要不可欠な基本文献。

感想・レビュー・書評

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  • 出エジプトからイスラエルにたどり着くまでの40年を記している。民の数を数える記述が多いので民数記というタイトルになったらしい。確かに多いけれど、本のタイトルとしては正しくないのだろう。
    印象的なのは、主(神)が土地を奪還する為に他の民族を相手に戦闘に導く場面があり、ユダヤ教は戦争をして良い事になっている事だ。導くどころかハッキリと全滅させろと主が言っている。2000年以上前の教典にそんな事が書かれていたら当分中東の紛争はなくならないだろうなと思った。

  • あまりに殺伐としていてちょっと気が滅入ってきた。イスラエルの民はちょっと不平をいったたけで神様にどんどん殺されるし、侵略略奪殺戮がんがん行くし。昔の話だと言えばそれまでなんだけど。

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著者プロフィール

多摩美術大学名誉教授
国際キリスト教大学卒、京都大学大学院、ドロプシー大学大学院(フルブライト、Ph.D)、ペンシルヴァニア大学大学院上級研究員、オックスフォード大学客員教授(1999—2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー終身会員、イェール大学大学院客員研究員

「2016年 『マカベア戦記 下 ユダヤの栄光と凋落』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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