願い星、叶い星 (奇想コレクション)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 142
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309621852

感想・レビュー・書評

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  • ごきげん目盛り・・・やっぱりベスター面白い!話にスピードがありますね。表題作の願い星、叶い星・・・これも面白い。彼は天才だった。それは・・・最後の中編、「地獄を永遠に」悪魔の話でした。殺人にからみ悪魔を召喚。そして各人が自分の世界を望む。最後は・・・これは予測しなかった。地球最後の人間を描く「昔を今になすよしがな」も最後の男女がこんな最後を迎えるかっと・・・これも面白いです。

  • イメージより凡庸な作家であったか、というのが正直な感想。読む方が年取ったからかもしれないが、そうであれば少し悲しい。但し、「昔を今になすよしもがな」だけは色褪せない傑作。

  • 2004年の短編集。

     タイムトラベルものということで借りたが、イマイチ。最初の2つ3つでギブアップした。ま、こんなこともあるわな。

  • 8編が収めたれた短編集。どれも面白かった。どの作品もそれぞれに違ったテイストを持ちながらも、同時に『虎よ、虎よ!』同様の狂気すれすれの圧倒的なパワーも感じられる。お気に入りは「ごきげん目盛り」と「地獄は永遠に」。

  • 表題作が一番好き。反則的な位、怖い子供の能力。純粋だから、無意識だから、もっと怖い。

  • 表題作はある意味、最凶の能力だと思いました。無邪気なだけに恐ろしい。トップバッターの『ごきげん目盛り』も好きですが、「昔を今に〜」のイカれた世界とちょいイカれた男女の関係が好き。

  • これはもうフツーに、
    読めよ!!見たいな…
    知らなかったんですけど

  • ベスターの日本オリジナル短編集。奇想コレクションってまだ続くみたいで、本当に有難いなあ。SFを読むきっかけになったのが同じ河出の「20世紀SF」だったことも忘れない、有難い。で、SFってオチがくだらないと信用できるというか、個人的に嬉しくなるのだが、「昔を今になすよしもがな」のオチ(?)は本当にくだらない…。代表作「虎よ!虎よ!」って名前のイメージからベスターはもっと硬派な作家かと思っていたが、読んでみると全然そうじゃなかった。好きな作家の一人になった。

  • 偉大だよ。

  • [pp. 59-116]
    「イヴのいないアダム」。『フェッセンデンの宇宙』の巻末予告に、本書の仮題として『イヴのいないアダム』というタイトルが掲載されていたのだけど、なるほど、表題作候補になるだけの重さのある話だと思った。タイトルも、なるほど、でした。

    --

    [p. 58 まで]
    「ごきげん目盛り」。「わたし」が飛ぶ飛ぶ。ぐるぐると混乱させられ、おさまるところへおさまる。「わたし」が。

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