建築と言葉 ---日常を設計するまなざし (河出ブックス)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309624457

作品紹介・あらすじ

建築には、比喩が必要である-風景を導く言葉とは何か。建築家と詩人、「かたち」をつくる者同士が、暮らしの源泉と行方を探し当てた対話。

感想・レビュー・書評

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  • 都市と住まいに関する対談。
    ちょうど東日本大震災をはさんで
    いろいろ感じるところを語り合っている。

    『ビフォー・アフター』の
    ビフォーにあった物語に興味がある
    なんて話をしたり。

    本当に建築家を目指している人なら
    ちゃんと読んでも勉強になるかもです。

  • たいへん勉強になりました。読んでいるといろいろなことが思い付き、頭に窓を作ってくれる本でした。

  • 建築は生活と文化、それなら土木は暮らしと安全になるのかな。建築は人間に代わり文化を語る、設計は一年だけど建物は50年、人生より長いかも。

  • 詩人と建築家の対談。ちょこっとだけパラ読みしてやめた。
    「建築と言葉」というタイトルにもかかわらず言葉がぺらぺらしてる。
    詩と建築というものさしを持った人に見える世界を知りたくて読んだら、自分の知っている範囲だけで世界を測るような印象だった。
    悪い意味で周りが見えていないオタクとか、自分に酔ってる人みたいな語りだ。
    きちんと読めば違うかもしれないけれど、全部読む気はしなかった。

    たとえば「建築や都市空間の意味など、ある人のある一言がきっかけで変わってしまうこともある。でも動物や植物でそんな話は効いたことがない。」(塚本 p8)
    進化論を知らないのか。
    ふたりとも知らないことを知らないこととして語るのではなく、知りもしないことを平気で語れちゃうように見えて好きじゃない。

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著者プロフィール

小池 昌代(こいけ まさよ)
詩人、小説家。
1959年東京都江東区生まれ。
津田塾大学国際関係学科卒業。
詩集に『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『夜明け前十分』、『ババ、バサラ、サラバ』(小野十三郎賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、『野笑 Noemi』、『赤牛と質量』など。
小説集に『感光生活』、『裁縫師』、『タタド』(表題作で川端康成文学賞)、『ことば汁』、『怪訝山』、『黒蜜』、『弦と響』、『自虐蒲団』、『悪事』、『厩橋』、『たまもの』(泉鏡花文学賞)、『幼年 水の町』、『影を歩く』、『かきがら』など。
エッセイ集に『屋上への誘惑』(講談社エッセイ賞)、『産屋』、『井戸の底に落ちた星』、『詩についての小さなスケッチ』、『黒雲の下で卵をあたためる』など。
絵本に『あの子 THAT BOY』など。
編者として詩のアンソロジー『通勤電車でよむ詩集』、『おめでとう』、『恋愛詩集』など。
『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集02』「百人一首」の現代語訳と解説、『ときめき百人一首』なども。

「2023年 『くたかけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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