陽水の快楽―井上陽水論 (the BUNGEI TREASURY)

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  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309710525

作品紹介・あらすじ

井上陽水の作品に超越論的欲望の行方と変容を探り、朝日新聞論壇時評で絶賛された画期的長篇評論。

感想・レビュー・書評

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  • (1986.10.20読了)(1986.05.18購入)
    井上陽水論
    (「BOOK」データベースより)amazon
    たとえば彼が描くのは、耳当たりのいい、頽落した都会のエロス的幻影だ。しかしその底には、かすかな不幸を孕んだ「めまい」が聴こえる―。「至上のもの」への欲望と、必然的に訪れる挫折。そして夢から醒めたあとの、より深い感動へ。陽水の音楽を聴き続けることから生まれた、自分自身の生を獲得するための鮮烈な思想。

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著者プロフィール

1947年生まれ。哲学者、文芸評論家。著書に『「自分」を生きるための思想入門』(ちくま文庫)、『人間的自由の条件ーヘーゲルとポストモダン思想』(講談社)など。

「2007年 『自由は人間を幸福にするか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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