- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309727424
作品紹介・あらすじ
大正〜昭和初期の可憐で優美な乙女たちの世界!"エス"のせつない交流、女学生言葉、セーラー服図鑑、身の上相談や広告記事…乙女心をくすぐるエッセンス満載の、女学生ワールド。岳本野ばら氏特別寄稿。
感想・レビュー・書評
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「女学生」、本書では高等女学校の生徒について書かれている。比較的裕福で、女子教育に理解のある家庭の子女。大正期から昭和初期に彼女らに読まれた少女雑誌から女学生文化を紹介している。
まえがきにある「いつの時代も乙女は美しいもの、愛らしいものに心ひかれる」と。美しい抒情画、時代の雰囲気あります。麗しの乙女小説(川端康成も書いていた!)、昔の大映ドラマとか「赤いシリーズ」を思わせるものある。乙女の相談室、身の上相談ではエス、恋愛、ストーカー等々、美容相談、太ってる、胸が大きいとか今も同じだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて知ったのは松本かつぢ。
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大正から昭和初期にかけての女学生生活を満載した本。当時人気のあった少女雑誌『少女倶楽部』、『少女畫報』、『少女の友』、『令女界』の誌面から洋装のファッションやヘアスタイル、手芸や手紙の文例、少女小説の紹介、抒情画、制服や女学生言葉などの女学生生活、身の上相談や美容相談など多数の画像とともに紹介。言葉遣いがとても美しい。当時の女学生生活に興味があり、憧れているワタシには大変良き本でした。この時代に生まれたかった(その後戦争で大変だけれど)。
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抒情画の特集に惹かれて購入。
両性具有、アンドロギュノス、半陰陽……。高畠華宵さんはそのデリケートな題材をまっすぐ扱う。絵は相変わらず妖しさがあっていい。
時代考証、とまでいかないでしょうが、大正昭和の雰囲気を知るにはとても良い資料本。
紙質もいい。
蒐集家の方、初版には帯があります。 -
大正・昭和時代の女学生について、当時の写真などを掲載しつつ紹介した本です。
図版が多く、文章も平易で読みやすいです。
大正時代の女学生について知りたい! という方が、入門的に読むのにはいい本だと思いました。
(もっと詳しく知りたい方は、他にも色々と読んだ方がいいかもしれないですが……) -
イイよこれ
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大正乙女可憐過ぎる
ワンピースは運動着です -
女学生ファン必携